八月十八日@京都
今日は朝から家族でお出かけ。こんなことをしている場合ではなく、全く研究に手をつけていないがなんだかもう諦めの境地になってきた。精神的には日本に帰りたいが、仕事的には日本に帰ったらどうしてもできない(ハンガリーにいたってできないのだが)。精神的と言う、大切な部分も最近はハンガリーにいた方が楽だと思うことも増えてきてしまった。
朝から綾部の方へそばを食べに行く。途中の道の駅で着物とかモンペをリメイクした服を買う。これは外国で受けそうなものである(和柄ってなんか人気があるし、ヨーロッパの街並みだとまた違って見える)。
KOKUというメーカーが出しているお米のせんべいが売ってある。最近ヨーロッパで同じもの(ライスケーキ)が売ってるので、お土産用に複数買っておく。お米のクッキーもあるようで、それも買っておけばよかったと後悔する(オンラインショップが主のようで、店頭販売が綾部近郊しかなさそう)。
その後亀岡に寄った後、久しぶりに上賀茂神社近くの竹の湯という銭湯に行く。北山に住んでいた時、よくお世話になった銭湯であった。お盆休みの前ということで、まだ三時半ごろだったのにお客さんがたくさん来ていた。普通の風呂から、ジェット風呂、電気風呂、薬湯など一通りある。忘れていたが、小さな露天風呂もあるところであった。顔には出なかったろうが、愕然とした。通い続けた場所の、そんなことも忘れてしまうぐらいに、京都の記憶が薄れてきている。
夕方、一乗寺に行く。前の職場の社長とあと三人働いている方を招いてイタリアンに連れて行ってもらう。職場のこれからのことなどをいっぱい話す。私は、今全然違う道にいるんだけれど、将来のことを話していて一番楽しいのは、このコミュニティの人々だ。方法論は違うかもしれないけど、何か前の職場の人々と面白いことができればいいと妄想する夜であった。