惚れがちな怖がりの性分
人は弱っているとき、助けてくれる人に惚れやすい。そんな心理があるんではないでしょうか。病院へ行くと先生につい心を寄せてしまう私です笑。
弱っている時といっても色々ありますが、病院へ行くのは、生きていくうえで最も大切な体の状態が損なわれているときです。命にかかわらずとも、生きていく土台となるものが正常に機能しない。それを自力で治せないから病院へ行くわけです。自分の大切な体を私があんなにも怖がる器具を使いこなし、良き状態へともっていってくれるのです。そんな救世主である先生に惚れずにおれますか!笑
さらに重要ポイントがありまして、これがなくては、上記のことは全く意味をなさなくなると言っても言い過ぎではないでしょう。
それは、先生が笑ってくれること!
怖くて不安でドキドキなとき、笑ってもらえることの安心感!もうそれだけで救われます。
つい最近診てもらっている耳鼻科の先生も私がビビりなだけに、笑ってもらうと、なおさら救世主度が増します。ドキドキと怖いとき、惚れやすいってゆう心理効果確かあったよなーと思って調べてみたら、やっぱりありました。吊り橋効果というらしいですね。
大切な自分の体を治してくれる神さま!との想いプラス怖がりドキドキの相乗効果で先生はものすごい存在です。神々しい!
でも、振り返ると、怖がっていないときにも先生に思いを寄せることがありました。やっぱり救世主効果ですね!
私が二十歳頃から何かあれば診てもらっている胃腸内科の先生。確か初めて受診したのは便秘だったかと笑。なので、受診するのは怖くなかったのです。先生は見た目と雰囲気がなんとなく志村けんに似ていて、そのせいもあって私はすっかり安心していました(どんな理由やねん)。
若い時に診てもらうのはほぼほぼ便秘だったような笑。
そして30代なかばに、勤め先の健康診断で胃にポリープが見つかり、胃カメラ検査することに。もちろんビビりの私は、志村先生での初めてのドキドキ体験。2つ前の投稿?で書きましたが、口からではなく鼻から入れることになっていたので、オエッとなる必要がないだけまだ安心。ですが、その期待と裏腹に、私の鼻の通り道は狭いらしくなかなかカメラが通らないみたい。てこずる看護師さんにキレ気味の先生。横になりながら初めて見るキレる先生に驚きながらも、カメラが通ったあとは安心していました。結果ポリープは良性。やっぱり私はけんが好き!
そこから長らく間があき、次に行ったのは、虚血性大腸炎というものになったときでした。ある日晩ごはんを食べていたら、突然の腹痛。お腹をくだし、翌朝も何度もトイレに行く。すると血が!!!ぎょえーーー!!!でも、その日は志村先生のところが休みでなんてこと〜!近くの違う胃腸科に行きました。そこで虚血性大腸炎ということ判明。確か薬をもらって帰ってきたはずです。
そのあと、良くならなかったのかなんだったのか忘れたけど、志村先生の元へ。やっぱり安心の志村けん!今こう書きながら私はこんなにも志村けんが好きだったんだなあと。
このときに、肛門からカメラを入れるという大腸の内視鏡検査の話になり、やってもいいけどやらんでもいいって話をされたような。ビビりな私はやらんでいいならもちろんやりません。
その話の流れだっと思うけど、先生がまだ駆け出しの頃、内視鏡検査の道具を車にのせ、あちこちの病院をまわっていたと。お尻のプロではないか!それを聞いて、この先生は本当にすごいなーと!やっぱり私が長年頼りにしてきた志村けんなだけある!と思いました。
人が就く仕事はたくさんあるけど、医者になり、その中で胃腸専門、さらに内視鏡検査ばっかりしてるというのは、お医者さんの世界が未知な私にとっては、興味津々。それが一般的なものなのか、はたまた先生は特にそこに情熱をもっていたのか。私が話を聞く限り、めちゃくちゃ情熱を感じました。
私は普段からその人がなぜそれをするようになったのか、情熱を傾けるようになったきっかけを聞くのが大好きです。
耳鼻科の先生もですが、お医者さんになるのもすごいしその理由も気になるけど、その中でなぜ耳、鼻、喉なのか。眼科の先生なんてどうゆうこと?!私、目のことが一番怖いかもなので、すごいなーって。
自分のできないことをやってくれる人がいることのありがたさ〜。
一人一人情熱を傾けるものが違うこと、個性のありがたさ〜。
世間には色んな職業がありますが、自分にはちんぷんかんぷんな専門の仕事に就いてる人ってほんと羨望の眼差しです。
今日は吊り橋効果について私の体験を元にお医者さんに焦点を当ててみました。
来週は右耳切開!
私の吊り橋効果はまだまだ続きます♪
タイトル写真にpasteltimeさんの可愛いイラストを使わせていただきました。ありがとうございます!
この記事が参加している募集
サポートとってもありがたいです♡♡♡ おかげで生きてゆけます〜〜〜!!!