食べた果物の種をまき育てるという楽しみ
2019年の秋頃から食べた果物の種を植え始めた。
当時働いてた雑貨屋で、ハッピーシードというメキシコからやってきた種の詰合せを販売していた。種は富の象徴とのことで、玄関先なんかに盛り塩みたいして置いておくといいとのことだったが、その種を庭にまいてみたら、ひまわりが咲き、カラフルなとうもろこしができたと写真を見せてくれてお客さんがいた。
衝撃だった。
富を呼ぶと謳われてるただのモノ、『商品』に命があると知って興奮したのを覚えている。
さっそく自分もハッピーシードを買って植えてみた。命があった!!
芽が出て、どんどん成長した。とうもろこしは、実をつけなかったが、葉っぱはどんどん伸びた。
ひまわりは、ちっちゃな可愛い子が咲いた。咲いた時の感動!
それ以外のよくわからない種からも緑が出てきた。南米からやってきたその子たちが、我が家のベランダで元気にしてることを時々ふとすごいなーと思うのだった。
我が家にまだ残ってるハッピーシード。きっとまた植えたら芽が出るんやと思う。
そしてちょうどその頃、不食のことが気になり始め、果物中心の食生活だったため、食べたあとに残る種を植えたい衝動にかられた。
アボカドから始まり、プルーン、桃、すもも、柿、梨、巨峰、りんご、あらゆる柑橘類を植え、翌春に植えるために冷蔵庫に保管したりした。
ネットで調べるとプルーン、桃、すももは、寒さ、冬を感じさせないと?芽が出ないらしく、冷蔵庫で冬を越してもらった。翌年の3月に、プルーンはすでに冷蔵庫で芽を出してて、びっくり!自然の神秘を感じた。
追記: 芽じゃなくてもやしのような根っこやった。発芽じゃなく、発根。
桃は全くだめで、すももはどうだったかなー。今すももが我が家にいないのでだめだったと思われる。
とにかくプルーンはたくさんの子が我が家で元気に育っている。
この子が一番おっきな子かな。
木になってきている。
この子が一番若い子。一年遅れで植えた子。
2020年春以降、イチゴやキウイの種も植え出し、キウイが今とっても元気に育っている。
今は2株の子がいてて、一つの子はめちゃくちゃ元気。も一つの子は、ちっちゃいながらゆっくりペースで元気に育っている。
この子が、よく育ってる子。置いてる棚の柱にツタをくるくる絡ませて登ってきてる。
去年まで出てきてた先端がこの子。
今年元気に伸びてるもう一つの先っちょ(ピンクの部分)。巨峰の鉢にぴとっ。
こっちがちっちゃい子。同じ時期に生まれたはず?!なのにちびっこ。
そして、この子たちの幼少期。
2020年5月の終わり、生まれたばかりのキウイ。あれ?イチゴやっけ?種のちっささが似てて間違えそうと、写真を見ながら思う。
双葉の後に出てきた葉っぱが、もうキウイ感。うぶ毛が!
うぶ毛あるよねー!
そして、こちらはイチゴ。
次から次へと咲かせた花。
今朝気づくと、超ミニイチゴが!
しっかりした種が一粒!
植えてみたら芽が出るかなー。
レモンからは新芽〜。
新芽のがなぜか渋い色笑。
柿の美しい葉っぱ。
たくさんいる巨峰のトップ!
一番おっきなりんご。
りんごはほぼうどんこ病で白くなってるけど、この子は気づけば、ちょこっと白いとこあるけど元気!
緑にいつも元気をもらって日々過ごしてるんだなー。
今朝改めて美しい葉っぱたちを見ながらすごく気持ちが良かった。
自然の神秘。
私もその一部。
世界は頭では理解できないような不思議で感動するようなことで満ち満ちているのだなー。