見出し画像

歯はどうして繰り返し生え変わらないんだろう

髪の毛が抜けてもまた生えてくるように、爪が切ってもまた伸びてくるように、歯も永遠に生え替わればいいのになーとそんなことを考えていた。

村上和雄さんの本の中で、遺伝子の多くは眠っているオフ状態で本来の働きをしていなくて、なにかの条件が整ってオンになればその働きをすると書いてたような気がする。

ひょっとすると、歯が生まれ変わる遺伝子もうちら持ってるんでは?なにかの条件が整えばスイッチが入り何度も生え変わるのかもしれない。そんなことを考えていたのは、歯磨きを念入りにして虫歯になってしまう我が歯を思ってのことだ。

去年の夏、3、4年ぶりに歯医者に行った。その歯医者に行ってない数年の間、ちょっとチャレンジだった。思考が現実になるというのなら、虫歯になることを恐れ、歯磨きに執念を燃やすのは、余計虫歯を引き寄せるのでは?それならばいっそお気楽にいってみよう〜と、食べたあとに歯を磨かず寝ることもあった。

数年ぶりに、初めて行く歯医者。歯が痛くてではなく、見た感じ虫歯?と思う色が気になる歯があったから。診てもらうと、それは虫歯じゃなく歯石だったからいいのだが、いくつか虫歯が見つかった。結局、全ての治療を終えたのが11月だった。

やっぱり歯磨きに手抜きあかーん。「私は虫歯になりやすい」と長年自ら暗示をかけてきている。意識してないようでも、虫歯になりやすい私というものを自分で創り上げてきた。なので、もうそれを受け入れ、できることをするのみ!

というわけで、改めて、歯磨きしっかりしていこうと決意したのであった。

フロスは40代入るか入らんかあたりから使い続けている。そこに歯医者でもらった歯間ブラシもプラス!といっても歯間ブラシはたまにだが。

その後、3ヶ月ごとの歯のお掃除とやらにも行くことになった。2月に行き、次は5月を待つこととなった4月のある日、下奥歯から手前3つあたりのどれかが若干痛いような、何か違和感を感じた。歯というか顎が痛いようなそんな気もするのもなんだか怖い。というわけですぐ歯医者へ連絡。翌日行くこととなった。

どの歯が怪しいのか、先生が何かで歯をとんとん叩いていく。あ、響くという歯が、手前の方の以前別の歯医者で治療し、少し被せ物がある歯だった。診てもらうと、その歯がかなり奥までひどくなってるらしい。これまで痛みなかったですか?と若干責められてるような言い方に傷つく。というか、先生、そこまでひどいのなんで見つけてくれへんかったん?!!と、こちらが責めたい気持ち。

麻酔して治療をしようとするが、効かない。さらに麻酔を2回追加?したが、炎症のため効かないらしい。炎症してると麻酔て効かないの初めて知った。というか麻酔効かへん経験も初めてで、この日以降の治療に毎回ビビることになる。

この先生、口調は丁寧なんだが、ちょっと機械的で緊張する。でも、女性のスタッフさんたちがとても良い感じなので緊張緩和。
でも、このおっきな虫歯発見と説明があまりないことにちょっとこの先生に不信感。
結局この歯の神経を抜くことになり、去年行った時に見つけられんものやったんやろか?とか不信感は深まるばかり。でも、素人の自分にはわからんが、見つけにくい虫歯やったんかもしれんし。

このことを次回、先生に聞こう!と思うものの結局聞けず…。他の歯医者に変えようかとも思ったが、調べれば調べるほどわからん。もうあきらめた。もう、この先生に託そう。この歯医者に決めたとき、レビューが良くて、諸々検討して決めたんや。そう思うと気が楽になった。

ビビりながらの治療は無事終わり、ちょうど予定していた歯のお掃除と歯周病菌チェックは問題なくホッ。

そして、ここから私の歯磨きは、これまで以上に念入りになったのである。ネットで歯磨きのやり方を改めて見てみると、歯を磨いていくのに良い流れがあるようで、その方法で!これまで以上に丁寧にを意識するので、歯磨きに毎回10分以上かかるようになった。それでもそれが、しっかり歯を磨いてる証なようで安心している。歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスの3点セットな日はさらに時間がかかるが、やったあとの爽快感!

そんなこんなで、歯に苦労してる私は、歯が何度も生え変わったらな〜と考えずにはいられないのであった。

サポートとってもありがたいです♡♡♡ おかげで生きてゆけます〜〜〜!!!