kunkun

私の日々のエッセイ。考えたこと・感じたこと。

kunkun

私の日々のエッセイ。考えたこと・感じたこと。

最近の記事

【詩①】青と陽

夜通しの雨が明けて 青と煌めく陽が広がる あなたは笑う 輝く顔で こころが踊っているのでしょう 私も笑う あなたが笑っているから 本当は彷徨っている 好き勝手な世界に疲弊して 黒く染められた心臓は 目的もなく鼓動を打っている 何も知らずにいられたなら 誰とも比べずにいられたなら あなたのようにいられるのだろうか? 唯、笑うことができるのだろうか? なぜ煌めきが見えないのだろう あなたと同じ空を見ているはずなのに 唯、あなたのように笑えたなら あなたと同じように笑いたい

    • 新春自転車旅2024(4才~11才と一緒)

      1月2日早朝4時起床。準備は前日にすべて整えてある。着替えを済ませて5時半自宅を出発した。今日は従妹の娘たちも連れていく。4歳アツ、6歳ミク、11歳メイ、夫ミツ、私の5人での旅だ。6時前従妹宅に到着。子供たちはまだ出てこない。人数が多いので車2台で向かう。後部座席フラットにした軽自動車に自転車4台を積み込み、入り切らない1台は乗用車の方へ。つき込みをしているうちに娘たちが出てきた。持ち物や服装も予め伝えてあり、上下スキーウエアに帽子、手袋。お椀とお箸。タオルと300円。そろい

      • 親子貧乏あそび日記~冬~

        雪国住まいでありながら、例年稀に見る雪不足で1月すぎにも関わらず家の周りには雪がない。いつもならそりや雪だるまをして雪遊びを満喫しているところだが、全くできない。雪遊びが恋しくなってきたので、雪のある場所を求めて息子アツと共に車で30分程の某スノーパークへ向かう。 なるほど。ここには雪がある。この日は気温8度と高めなのでびしょびしょ・ぐずぐずの雪だが、雪遊びするには十分な量がある。 親子共に雪遊びセットを持参したので、車内で着替えて、雪遊び! ここスノーパークはスキー場だ

        • 育児日記 母親のフェーズの変化

          子どもを産んだ後、母親の急激な変化は面白い。 身体もそうだけど、気持ちも。 私は母乳が出る方だったので、胸が見事にパンパンに張っていた。そして母乳を生産するから、いくら食べても太らなくなった。 子どもが飲まずにいると、痛いなんてもんじゃなく胸がガチガチになるのでそれは苦痛だった。 気持ちも変わった。この世で一番大切な息子がいる。それは私を色んな意味で強くした。 私は自分に自信がなく自分が嫌いだった。でも、息子が生まれた。私が自信がなくて、自分のことを嫌いだったら、息子に自信を

        【詩①】青と陽

          反省は世の中への媚び

          最も長く続けられた番組として世界ギネス記録として残るわらっていいとも その司会者タモリさんの名言 「反省はしない」 その理由の一つは、生放送という生物を扱う仕事の中で、同じような状況になることはないから反省しても意味がない 二つ目は過ぎたことを考えてもどうしようもなく、落ち込むから 三つ目は反省すれば間違いを犯してもいいという免罪符にもなりうる だそうなのだ 反省とは「振り返って省みる」 さも大切なことのように教えられてきたような気がする 実験と検証は大事で成功

          反省は世の中への媚び

          自己啓発系ビジネスについて考える

          非定型性発達障害、自律神経、メンタル、インナーチャイルド、アダルトチルドレン、生活リズム、食事、睡眠、運動、好きなことをする、自分を満たす… より良く生きたいとか自信を持てるようになりたいとか自己肯定感とか 何か自分をよくしたいと考えた時に さまざまな切り口で、改善するにはこれだ! とひとつのやり方を押し売りされているが 複数が複雑に絡むことなのに 断言してしまうのは危ういと思うし、 もちろんそれで救われる人もいるのだろうけど どれが一体本当なんだ?と 本当に困っている人を

          自己啓発系ビジネスについて考える

          言葉が泣いている

          先日、録画で撮り溜めていたテレビ番組を観た。 NHKの番組で、プロフェッショナル。 密着していたのは、校正者の大西寿夫さんという方だった。 私は、その番組によって校正者という職業を初めて知った。 校正者さんのお仕事は、作家さんや編集者さんが書いたゲラという原稿を受け取り、誤字脱字がないか、文章におかしいところがないかなど、一文字一文字つぶさにチェックしていくお仕事。表には出ずひたすらに裏方のお仕事。 人からは、ゲラをもらって間違いがないかどうかのチェックをするだけの「受け身

          言葉が泣いている

          献身の順位

          看護学生時代、授業のグループワークでこんなことをやった。 次の10項目を、人(あなた)が生きる上で大切なもの順に並べよ、というものだった。 愛、健康、お金、名誉など10こが並んでいて、ほとんどの人が1位が愛。数名が健康が1位。 健康でなければ人生を楽しめないし、愛よりも健康が1番だ、という人もいるし、 健康があっても愛のない人生は嫌だという人もいて、 自分にとっては確固たる順位だったとしても、人が違えば順位が違くて、人の価値観の違いがすごく良くわかるワークだった。 私が興味

          献身の順位

          「〜すべき」に囚われている母

          世の中は〜すべきで溢れている。 子供は早寝するべき・良いものを食べさせるべき・健康的な生活をさせるべき・スマホは見せないべき・自然の中で遊ぶべき 子供に幸せに育ってもらいたいと願わない親はいない だからそんな「べき論」に易々と惑わされてしまう 私もその1人。科学が好きな方だし、知識は身を助けると思っているので、結構調べる。 でも結局のところ答えなどない。 そんな結論に至る気がする。 真面目で良い母であろうとする人ほど べき論に徐々に首を絞められる 子供に良きとされるこ

          「〜すべき」に囚われている母

          親なら子供の幸せが分かるのか?

          子供にできる限りのことをしてあげたいと思う親がほとんどではないだろうか。 母親にとって、子育てにおける選択はとても多い。 何を食べさせるか、何時に寝るかなど日々の暮らしのことに始まり、 習い事やどんな遊びをするか、どんなおもちゃがいいかなど子供が持つ能力を伸ばすための教育的なことなど。 子沢山で食べること・命を生かすだけで必死だった昔と比べて、今は効率化・便利化・快適化が当たり前になり、親が子供に対して、手間暇お金をかけられる余裕がある家庭が少なくないだろう。 その中で、

          親なら子供の幸せが分かるのか?

          専業主婦という仕事に誇りを持って

          女性が社会で活躍することが望まれている今。 家庭を持ち子供がいるお母さん達は、それをプレッシャーのように感じてはいないだろうか。 真面目な人であればあるほど、社会に望まれた生き方をしなければならないと思い込んではいないだろうか。 私もその1人だ。 私も今現在、専業主婦。子育てに奥深さを感じて、ハマっているに近い。 子育てをしながら、自分の仕事を持ち、イキイキと働くお母さん。 そう言った人が周囲には当たり前のようにいて、すごいなぁと思うことがある。 そして心のどこかで、私もあ

          専業主婦という仕事に誇りを持って

          私たちの行き先はどこ

          某月某日 新たな生活にお疲れ気味の私に代わり、夫が息子の園の送り迎えをしてくれるとのこと。 体調が悪いわけではないのだが、肩や背中のか重く、何より心が重たくなっていたので、 夫の提案をありがたく受け取らせてもらい、どうにか体と心をほぐすことをしよう。 出かけた先は、某湖。 人混みへ行くよりも解放されたい気分で、馴染みある近くの湖に出かけた。 いつも癒されるはずのこの場所のはずなのに、今日の私はどうもナーバスであった。 「人と自然の調和」 それが気になって、自然の中を歩いてい

          私たちの行き先はどこ

          親子関係の変化の過渡期

          最近モヤモヤする 自分の気持ちを 見つめてみた 子供と一緒にいたい 自分につかえる自由な時間が欲しい 入園するまでの間の どっち道あとわずかな この2択問題 二つの 両立がうまく出来ない 私自身が 自分のことをしたい という気持ちが 強くなってきたのだと思うし 3歳の息子も 自分の道を 歩き始めている 息子は 自分の好きな世界を見つけ 自ら没頭することができる そこに私はついて行こうと思っても 以前のように ついて行けていない 息子の好きは 私の好きではないの

          親子関係の変化の過渡期

          【読書メモ】ウチダメンタル 心も幹を太くする術

          32歳でプロサッカー選手現役引退され、現在メディアでもご活躍されている内田篤人さんの著書を拝読したので、個人的読書メモを残します。 ウチダメンタルメソッドの基本的な考え方 メンタルは上下で考える。 普通メンタルに関して、「あの人めちゃくちゃメンタルが強いよね」とか「私メンタル弱いんだ」とか【強弱】で考えることが一般的。 しかしそうではなく、メンタルは【上下】で考えるのがポイントだ。 メンタルの波がある状態を人は、メンタルが弱いと表す。つまりめちゃくちゃ調子のよい時の【上

          【読書メモ】ウチダメンタル 心も幹を太くする術