バリ島の昔ながらの智恵っていったい誰が最初に発見したんだろう
料理中にうっかりやけど!
そんな時には
「Bawang Putih(ニンニク)を塗っておくといい」
と、バリ人の旦那はいつも言う。
はじめて聞いた時は「ほんとに?!」と思ったんだけど(笑)
ニンニクを塗っておくと
なんと
水ぶくれにならない!
治りが早い!
●とりあえず水で冷やすのは必須!ニンニクの断面を塗るとかなりピリピリするのでやけどの程度にもよるかとは思う。
今ではすっかり
やけどにニンニク
が、あたりまえに。
●どうもニンニクには殺菌効果や皮膚の再生能力があるそうで、ちゃんと理にかなっていてびっくり!
ほかにもいろいろ。
いつだったか指をざっくり切ってしまった時には
「Jupun(プルメリア)の花の白い液を塗るといい」
と言う。
●Jupunの花を採ると、白い粘着性のある液が出てくる。手や服につくと、黒くなって取れない。
傷が早くひっつくっていうんだけど
これもやっぱり「ほんとに?!」と思わずにいられない(笑)
けども、この時は、出血がおさまるのが早かった記憶が!
こどもたちが熱を出したら
「Daun Dadap(ダダップの葉っぱ)を貼るといい」
キャベツを貼ったりするのもいいって言うから
これはなんか「ああ、そうかもね」とは思うんだけど
そのまま貼ればいいものを
バリアン(民間の呪医師)にもらったオイルに浸して貼るもんだから
シーツやら服やら大惨事!
なので
できればあんまり登場してほしくない(笑)
観光地などでもよく売ってる
Air Kelapa(ココナッツのジュース)は
胃腸の調子が悪い時に登場。
ココナッツのジュースって
実は、そのままだとあんまり味がないっていうか
スポーツドリンクを10倍水で薄めたような、なんともいえない味(笑)
Jeruk Nipis(レモンとライムを足して2で割ったようなもの)をキュッと絞って氷で冷やすと、なんとか飲める味に。
いかにも身体によさそうではある(笑)
Bawang Putihはバリの料理には毎日欠かせないし
Jupunの木やDadapの木もバリ島の家の庭には、ほぼ必ずあるし
Kelapaはどこにでも生えてるけど
こういう
昔ながらの智恵みたいなものって
いったい誰が最初に発見したんだろう
といつも思いをはせるのである。
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