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そっと置いておいたわたしを通りすがりの誰かが拾う

ちょっと昔話でも。

その昔
まだ小学生だった時
「席替え」というものがあって

そしてそれは
定期的に「好きな友達と隣に座ってもいいですよ」
ということになっていていた。

クラスの子が次々とペアになっていくのだけれども
気がつくとわたしはいつも、最後に残った2人の1人。

取りたてて仲の良い子がいるわけでもないけれど
いつもひとりぼっちだったわけでもなく

だけども
必ず最後に残る人(笑)

 

そして
次の席替えまで残ったもう一人の子に
言い方は悪いが、つきまとわれるハメになるのである。


ここで
不思議なことに

晴れて次の席替えがやってくると
つきまとっていたその子は晴れて誰かとペアになり
今度はまた別の子が最後の2人に残る。

そしてわたしはいつものように
変わらず最後に残った2人の1人。 

いったいどんな仕組みになってるんだろう(笑)

 

なんでこんな昔話をしているのかといえば

ブログやSNSや、このnoteにしても
この、なんというのか

誰かがわたしを通りすぎていく感じ

これってそういえばどこかで記憶がある
と思い出したのが

小学生の時の席替え。

 

だけども
ブログやSNSの素晴らしいところは

たとえて言うなら

そっと置いておいたわたしを
通りすがりのだれかが拾っていくような

わたしはわたしを置きたい時に置きたいように置いて
誰かはそれを拾いたい時に拾いたいように拾う

というところなんじゃないかと思った次第。

 

そんなわけで
こうして今日もまた
そっとわたしを置いてみる。












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