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いつまでたってもバリの人にはなれないけれども

バリ島で暮らしはじめてから

ほんとに空が身近になった。

 

それは

突然変わる天気をよむためでもあるけども

 

 

毎朝

朝日がのぼる空を眺めて

あー今日も生きてるなと思い

 

 

夕方

夕日がしずんでいく空を眺めて

あー今日も終わったなと思う。

 

 

日本に帰国してバリに戻るとき

飛行機がバリ島の空の上に近づくと

あー帰ってきたなと思う。

 

15年も住んでても

未だに知らない人からは

tamu (タムゥ お客さん よそのひと)と呼ばれて

いつまでたってもバリの人にはなれないけれども

 

バリの空は

ただそこにあることを教えてくれる。

 

 

バリ島で暮らしてると

いろいろと思うように進まないことだらけで

何週間も待ったあげくに1日にひとつ動いただけで

やり遂げた感が満々の旦那の顔をみながら

さらにがっかりするけれども(笑)

 

空でも見上げて深呼吸のひとつもすれば

なんだかどうでもよくなるから不思議だ。

バリ島生まれ、バリ島育ちのわが家のこどもたちの、エキゾチックジャパンな体験のために、サポートいただけるとありがたく思います!