市谷の杜 本と活字館に行ってきました
東京市ヶ谷にある「市谷の杜 本と活字館」に行ってきました。もちろんコロナ対策に充分気をつけて、入場は予約制です。今年の2月に開館したばかり。作ったのは大日本印刷です。印刷だけではなく、さまざまな分野の最先端技術を担っています。
昔の印刷の流れがこのできたばかりの、どこか懐かしいような博物館で見ることができます。活字を拾い、版にし、印刷し、製本するという流れです。
印刷物は今はパソコンで作られています。だけど昔は職人さんが一つ一つ「活字」と呼ばれるものを手で拾って作り上げていました。
そういえば昔の小学校にはガリ版刷りとかリソグラフもあったな(知ってますか?)。
館内では職人さんと活字拾いの競争ができます。もちろんバーチャルです。私も挑戦しましたが、「坊ちゃん」の1行目で早くも挫折しました。職人技には、勝てません。しかし、競うときの画面表示がリアル。そこに職人さんが本当にいるみたいです。
2階にはワークショップがあって、しおりを手作りできました。印刷がきれいに出るのに感動。
コーヒーショップで休憩も取れます。大日本印刷の歴史すなわち印刷の歴史も振り返ることができてちょっと得した気分でした。味のある時計台も復刻されています。プライドを持って復刻したのがわかります。
昔ながらの味のある印刷方法がクリエイターたちに受けているそうです。説明してくれた職員さんによると、ぐるっと回って流行がまた戻ってきたみたいな感じだって言っていました。
古いが新しい。良いものは繰り返すのですね。
料金はなんと無料です。世の中が落ち着いたらぜひ行ってみてください。ゆったりした時間でオススメです。
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