
新聞紙ゴミ箱シリーズ#13「捨てる雷神」
毎日1個ずつ使う新聞紙のゴミ箱。
ショーヘイで折り
ブルガリで折り
イケメンでも折り。
が、今日のゴミ箱は一味違う。

神様だ。
雷神様だ。
あまりにも有名な風神雷神図(襖絵)
文化遺産オンラインのサイトに、実物の写真がある。
俵屋宗達から尾形光琳、そして酒井抱一へと琳派の巨匠たちによって描き続けられてきた重要な画題である「風神雷神図」を、抱一の弟子である鈴木其一が描いた襖絵。襖の八面を使って、四面に風神、もう四面に雷神が、余裕ある空間の中でゆったりとえがかれている。
ほとんどの日本人が知っている風神雷神図。
夏の日に雷が派手に鳴る時、この雷神様の絵が思い出されるのだ。
広告主はボストンコンサルティンググループ。
(BCGといっても注射ではない)
10/24掲載 ボストン コンサルティング グループ #BCG の広告です。
— NIKKEI BRAND VOICE/日本経済新聞の広告紹介アカウント (@nikkei_ad_flash) October 24, 2024
構想の段階から、経営に効果を出す実践の段階に入った生成AI。
同社は顧客の経営課題を根本から理解し、各企業に最適な生成AI活用に向けて並走します。
詳細はこちらhttps://t.co/0Gwhj05Bu5#日経 #新聞広告 pic.twitter.com/fMLVkTkSgw
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、コンサルティング会社。企業が成長し成功するための戦略を提供する専門家たちの集まりです。例えば、新しい製品を市場に出す際の戦略や顧客へのアピール方法、経営戦略の改善、デジタル化のサポートなど、さまざまな分野で企業を支援します。
広告を見るに、生成AIの活用方法を支援したいらしい。
ChatGPTを始め、copilotなどいろいろな生成AIが世の中に登場している。
しかし、なぜ生成AIを推すのに、雷神が出てくるのだろうか。
正直なところよくわからない。迫力が良かったのか?
ーーー
それはともかく。
せっかくだから雷神さま、
台所で役に立ってくださいませ。




名付けて「捨てる雷神」
この迫力でゴミ捨てがはかどりそうだ。生ごみが自分からこの箱の中に飛び込んでくるだろう。
日本文化が感じられる高尚なゴミ箱となった。
台所仕事をしながら、美術鑑賞だ。
「拾う風神」も欲しいところ。
BCGさん、よろしくお願いしたい。
いいなと思ったら応援しよう!
