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きれいな花には毒がある(ナガミヒナゲシ)
道端にオレンジ色のポピーに似た花がたくさん咲いている事はありませんか。
我が家のそばの道路沿いにも、オレンジ色の花がずっと咲いていて。
昔、アグネスチャンが歌っていた「ひなげしの花」みたいだなぁ。。
(最近理科系夫の部屋が昭和歌謡曲であふれているので)
ほのぼのするなあ、なんて思っていたら。
「その花、毒があるからね。さわったらだめだよ」
と、はるちゃん(あつこの長女)。
たっくん(5歳)にも
「触ったらダメだからね」ときつく言い渡していました。
こんな可憐な花なのに、そうなのか?
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このオレンジ色の花、日本の花ではありません。子供の頃、こんな花なかったですし。
●名前は「ナガミヒナゲシ」
●生まれはヨーロッパ地中海沿岸。
● 1961年に東京都世田谷区で初めて発見。
●極めて繁殖力が強く、たくさんの種をつける。
●素手で、茎を触ると手がかぶれる恐れがある(毒性を持っている)
●他の植物が育ちにくくなるような物質を放出している
めざまし8でも紹介されていました。
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そういえば、まるで小さなごまのような種が、実の中からさらさらとこぼれるのを見たことがあります。
それもそのはず『ナガミヒナゲシ1本から約15万個のタネができる』(日本経済新聞2010年5月17日)のです。
冬を越すことができ、繁殖力が強いので厄介な外来植物です。
駆除を推奨する自治体が増えています。 Googleでざっと見ただけでも10以上ありました。
駆除するときには、必ずゴム手袋をすること。
未熟な種であっても、繁殖力があるので「燃えるゴミ」に出すことが大事です。
きれいだからと、のほほんとしている場合ではありませんでした。
知らないとダメですね。
生命力の強い外来植物に、おっとりとした日本の植物は駆逐されてしまいます。
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今日の学び
外見だけじゃなくて、その中身まで知って対応しなくては。
人間にも言えることです。
小さなお子さんには、触らないように教えてあげてくださいね。
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