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電車内のベビーカーで肋骨折った話
1ヵ月前に肋骨を折りました。
JR東日本の山手線内で。
パパとママが座席に座り、その前にベビーカーが置かれていたのです。ベビーカーの中には1歳半位の女の子が座っていました。
車内が夕方のラッシュで混み始めました。
電車が何かの理由で緊急停止し、その瞬間、ベビーカーの持ち手がぐっと左胸に入ってきました。
女の子の方が気になってしまい「大丈夫?」と声をかけました。
だけど、あつこは大丈夫じゃなかったのです。
じっと左胸の痛みをこらえました。
家に帰ってからも胸が痛くて。
骨折だとしても、ただ放置しか方法がないからと思って我慢していました。
不思議なことに全然腫れないし、内出血の跡もなかったのです。
ただ、夜寝るときに、左側は下にできないし、重いものは持てないし、明らかに変でした。
世の中には腫れない骨折があったのです。
とうとう我慢できなくて、整形外科に行ったところ、見事に折れてました。
それから3週間経って。
経過観察にもう一度整形外科に。
その時のレントゲン写真がこちら
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先生が言うには、新しい骨ができ始めてるとのこと。うーん、そうなのか?
来週初めにまた経過観察でレントゲンを撮りに行くことになっています。
ーーー
ところで、電車の中のベビーカーについて。
あつこの娘たち(はるちゃん、なっちゃん)はベビーカーを使って電車に乗ることがよくあります。
その場合、彼女たちはどうするかと言うと、ベビーカー専用スペースに乗ります。
例えば、こんな感じ。
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山手線には各車両にこのようなスペースがあります。ベビーカーの人はできればここに乗って欲しいです。
ところが、娘たちと一緒に電車に乗ってみると、このベビーカースペースに人が寄りかかっていることが多いのです。
はるちゃん、なっちゃんはその場合は違うところに移動します。
あつこがいた場合には
「申し訳ありませんが、ベビーカーにスペースを譲っていただくことはできますか」
と声をかけます。
しぶしぶといった感じで、どいてくれることがほとんどです。
「ありがとうございます」ともちろんお礼を言います。
すごいでしょう。おばさんパワーって。
また、先客が2名いると(このスペースはベビーカーが2台しか置けない)3台目の人は違うところに行くしかない。
山手線の場合は各車両にあるので、良いのですが。
京浜東北線の場合は、1つの電車で前方と後方に1つずつ、つまり2箇所しかありません。
この場合には困ってしまいますね。
ーーー
さて、あつこが骨折の原因になったベビーカーですが。
あつこが乗り込んだときにはベビーカースペースは空いていました。
だから、そのお父さんとお母さんは(30前半に見えました)用意されたスペースにベビーカーを置くことができたのです。
2人とも座りたかったんですね。
ベビーカースペースに止めると、当然のことながら、親は側で立っているしかないからです。
じゃぁ、どうすればよかったのか。
まだ体力があるように見えたお父さんがベビーカースペースに立って。
そしてお母さんが座席に座ればよかったんじゃないのかなあ。なぜならば、お母さんは妊娠してたからです。
通路に立ってずっと観察していましたが、お父さんのほうはまだ元気があるようでしたので。
でも家族一緒に座って子供の面倒を見たかったんですね。
1歳半の女の子は車内が混んでくると、ぐずり出して、ジュースをあげようが、おもちゃをあげようが一向に言うことを聞きませんでした。この年だったら当たり前ですが。
ーーー
ここまで来て、電車にベビーカーで乗らなくてはいけない時、どうすれば良いか。
●原則として、ベビーカースペースに止める
●ベビーカースペースがいっぱいのときには仕方がないので、違うところに置く
●できれば、ラッシュアワーは避ける
また、周りの大人にもベビーカーのために配慮が必要です。
●ベビーカースペースに立っていても、ベビーカーが乗り込んできたら場所を譲る
●赤ちゃんがぐずっても、あからさまに嫌な顔しない
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怪我をする原因になったベビーカーの赤ちゃんのお父さんとお母さん。
あつこのことは無視でした。
あつこが赤ちゃんに
「大丈夫?」と声をかけたときにも、無表情。
あつこが左胸が痛くてさすっていても、無反応。
自分のことしか考えていないのです。
うーん。難しいですね。
ベビーカーのお父さんお母さん、
周りの大人たち、
両者の気遣いが必要です。
ベビーカーがあるから外出できない、なんて悲しいですものね。
若い夫婦にも、周りの大人にも優しい気持ちが広がっていきますように。
子供は日本の宝ですから。
それから、、、、、
混んだ車内ではベビーカーの横には立たない
あつこの教訓です。
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