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キャベツを頼まれたのに〇〇〇を買う夫

「定年後の夫の育て方」の無料マガジンを始めます。(作り始めていましたが途中で止まっていました。マガジン本体は整備中です)

私が夫との関係を考え始めたきっかけは

ズバリ!キャベツです!

これは以前のノートのリライトになります。
わたしが「定年後の夫の育て方」に向き合った出発点でした。

「キャベツなんて間違えようがないじゃない」と思ったあなたに読んでいただけたら嬉しいです。


思わずニヤリとしてしまった。夫のお使い(買い物)に関する考察である。

この記事にあるマトリックス表が見事すぎて。


自粛要請が長引き、夫が買い物をする機会も増えた。



ひとりひとり違う妻たちの『どストライクゾーン』

『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか:妻と夫の溝を埋める54のヒント』佐光紀子 著  平凡社新書


つまり「頼んだものが買ってこられない」のが夫なのだ。

●キャベツを頼んだのにレタスを買ってくる
●いつも自宅では使わないタイプのキャベツを買ってくる

夫の買い物をさらに難しくしているのか、
それぞれの妻によって求めているキャベツが違うことだ。

このマトリックス表だったら

●私が買うのは、産直キャベツ220円
●食べ盛りの子供がいるA子さんは国内産キャベツ198円
●夫婦2人暮らしのB子さんは、野菜が傷みやすいのが嫌なのでキャベツ半分99円
●農薬が気になるC子さんは有機キャベツ280円

世の中の夫は、普段自分が食べているキャベツが、
どんなキャベツかまったく知らないだろう。
そこからなのである。


〇〇はあったけど、シソはなかった

我が家の例をあげよう。

私は夫に「シソを買ってきて」とお願いした。
薬味に使いたかった。

夫は近くのスーパーマーケットに出かけて、手ぶらで帰ってきた。

夫「しそは売ってなかったよ。」

そうか、今日は売り切れだったのか。

夫「大葉ならあったんだけどね」

あつこ「………。
    あのね、大葉ってシソのことだよ。」

夫「……。」
あつこ「わからなかったら店員さんに聞こうよ。」

夫「だって近くに店員さんはいなかったし」
あつこ「探そうよ」

夫「自分の力で見つけ出すところがおもしろいじゃない」
(もはや負け惜しみ)
あつこ「………」

そのあと2人で黙って昼食をとった。

そうめんに刻んだシソを入れるのがあつこ流。
今日のそうめんは薬味がないので味気なかった。



世の夫の皆様
買い物をするときには妻の要望をよく聞こう

妻に頼まれて買い物をするときにはよく要望を聞こう。
・いくらぐらいのものなのか
・産地はあるのか
・なにかこだわりはあるのか。

細かく聞いて妻が少々不機嫌になったとしても、
あとのトラブルは少なくなる。
最終手段は、お店で写メを撮ってLINEで送って
「これでいい?」と聞こう。


世の妻の皆様
買物を頼むときにはこと細かに説明して
経験値をあげさせよう


・値段はいくらぐらい
・ある場所を細かく(2段目の左端のほうの棚にあるとか)

子供の「はじめてのおつかい」をさせる時と同じ勢いで、
細かく教えてあげよう。
広い心で。

一度覚えれば次からは買ってこられる。
(しかしその日限りの特売品を買うなど、
臨機応変な対応は上級者向き)
まず経験値を貯めさせよう。
ゲームのキャラを育てるのといっしょ。

それから!!
少しでも出来たら、ほめてあげよう。
夫はプライドの高い生き物なので
妻に怒られると無駄な反発心が出る。

・まずほめる
「すごいね!よく買えたね」
「そう、これ!助かったわ」

・そのあとで要望を(間違ったときはいったんその状況を受け入れて)
「これでも大丈夫、でも次からは違うのだともっと助かる」

・最後に感謝の言葉で
「ありがとう」
「さすが頼りになる」

歯が浮くような・・・と思っても
案外喜んでいる。

主夫になって3年たったオットも
「ありがとう!助かったよ」と言葉をかけると
わかりにくいけど喜んでいるのがわかる。

ふっ。かげで笑ってしまう妻、あつこ。



夫婦は、いくつになっても会話が必要。
あとは「ありがとう」でしめくくる。

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あつこ (63) フワフワ文系妻 定年理科系夫 育て中
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