歌は心の拠り所
カーラジオからユーミンの「サーフ天国、スキー天国」が流れてきました。
なつかしい♫
熱心なファンではないのにほとんど口ずさめたのには驚きました。
若い頃に繰り返し聞いた歌は忘れないものですね。
15年ほど前、私がデイサービスに勤めはじめた頃は、大正生まれの方が多くいらっしゃいました。
レクレーションのカラオケでは「同期の桜」や「黒田節」「岸壁の母」などが人気。
認知症の方でも一緒に歌っておられました。
何年かすると北島三郎や美空ひばり、川中美幸、小林旭などの「ザ・昭和歌謡曲」が主流に。
カラオケが大好きな方が多く、マイクを離さない人もいて、曲数制限をすることもありました。
氷川きよしの大ファンのAさんは、新曲が出るとお嫁さんに「カセットテープ」を買ってもらい、ご自宅で猛練習。
しっかり歌い込んでから私たちに披露してくれたものです。
きーちゃんになった氷川きよしを見るたびにあの世でびっくりしているかもとAさんを思い出します。
コロナ禍になってからは感染対策でカラオケはNGになっているので本当に残念です。
好きだった歌は歳を取ってからも心の拠り所になります。
私がおばあさんになったら、「赤いスイトピー」を歌い、杖を振り回しながら「UFO」や「ペッパー警部」を歌い踊ることでしょう。
一緒に踊ってくれる相手がいてくれるといいなぁ。
私の密かな夢です。
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