禁止すればするほど挫折する
バスのボタンを押したい!
『ぜったいおしちゃだめ』(作:ビル・コッター)
という絵本をご存じですか?
https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00063/book953.html
「絶対押しちゃダメなボタン」を
押しちゃったらどうなる?というお話で
子どもに大人気の絵本です。
「バスのブザーを押しちゃダメ」
「子どもはこのスイッチを押しちゃダメ」
と子どもはあれもこれもダメと禁止されます。
でも禁止されるとかえって触りたくなるもの。
その気持ちをおおいに満たす作品なので
子どもに大人気なのです。
禁止されるとやりたくなる
大人になってもありますよね。
禁止されるとやりたくなる気持ち。
「決して見ないでください」と言われたのに
のぞいてしまったり、開けてしまったり、
いけないと言われるほど、興味がそそられて
しまいます。
その心理現象が「カリギュラ効果」
人は自分の行動や感情を自由に自分自身で
決めたい欲求があるので禁止されると反抗して、
禁止された行動をしたくなるのです。
マーケティングの世界ではこの心理を
うまく取り入れて顧客の購買意欲を駆り立てます。
「迷っている人は買わないでください」
「必要がない人はこの先を読まないでください」
そんなに強気に言うほど人を選ぶものなのかな?
これは先に進まないと損だ!
ためらわず禁止の先に進んでいったことが何度もあります。
そう、私は「カリギュラ効果」にまんまと
のっかってしまうタイプなのです。
失敗の原因は禁止にあった
ダイエットのために21時以降は飲食禁止。
ライティングの学習の時間確保のために
テレビドラマを見るのはやめる。
目標達成のためにやめることを決めて
さあ、実行!
初めの3日間はそれなりにがんばります。
でも、お察しの通り4日目からはグダグダに……
「まだ20時50分だから食べちゃおう」
「今日は時間に余裕があるから見逃し配信見てもいいよね」
ダメだとわかっているのにやってしまい挫折するのです。
禁止が挫折の原因でした。
肯定的な目標を決める
子どもたちに「静かにしなさい」と𠮟るより
「小さな声でお話ししてね」といった方が
効果があると言います。
私もきっと子どもと同じなのかもしれません。
お恥ずかしながら……
そこでこれからやってはいけないことではなく
やること、やっていいことを決めて
継続できるかどうか挑戦することにしました。
自分を過信せずにハードルをグッと下げて。
決めたことを宣言しようと思ったのですが、
ちょっと恥ずかしいので非公開で……
だけど、3日坊主にならないように
きっちり守って実行します。
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