昭和のパソコン講座は二進法から
二進法。
私が初めてパソコンと出会った時に学んだことです。
生活の中で使っている数字は0〜9までで
10になると1と0を使って2桁になる十進法。
二進法は、0と1の組み合わせだけで数を表します。
0、1の次は10、11、100、101……。
コンピュータで使われている考え方です。
って、なんのこっちゃ?ですよね。
約40年前、文系女子大に通っていた私が受けた「パソコン特別講座」の最初の授業はこの二進法から始まったのです。(タイトルは不確かです)
三を表すのに3と11があるなんて、訳がわかりませんでした。
さらに授業では「スーパーコンピュータ」とは何か、コンピュータからパソコンに至る歴史を聞きました。
結局、90分×3、4回の連続講座でパソコンに触ることなく、パソコンのうんちくを聞いただけの特別講座。
一体何のために文系女子にこんな講座を受けさせたのか。
おそらく教務課の人もパソコンをよく知らなかったのでしょうね。
ワープロができるとすごいと言った時代でしたから。
それにしても例えば、車の運転をするために車の構造や車の歴史を詳しく知る必要があるのか、考えればわかるだろうに。
恐ろしく悲惨なパソコンとの出会い。
卒業後、勤めた会社では、パソコンの必要もなく、そのまま寿退社。
11年の専業主婦後、社会復帰しようとハローワークに行くと
「パソコンができないのは読み書きできないのと同じですよ」
なんて言われて、ガックリ。
パソコンにはいい思い出がありません。
そのあと、PTA活動で広報部になったのを機にパソコンができるようになり、今に至るのですが、まだ苦手意識は強いです。
二進法との出会いが悪かったかなと言い訳にしています。
昨日に引き続き昭和の思い出でした。