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英語脳って何?

突然ですが、英語脳って何だと思いますか?

日本語を介さずに英語で考えて話せること
英語で夢を見ること
過去の記憶が英語で話したかどうか覚えてないこと

どれも正解だと思いますが、それ以外に重要なのは、英語的発想を手に入れるということだと思います。

例えば下記のような日本語を英訳しようとしたとき、どういった英文が思い浮かぶでしょうか?

「もうご飯ができてるよ」

直ぐ思いつくのは、
It's time to eat.
The dinner is ready.

テストならこれで正解です。
では、英語的発想とは何か?

状況として、心を込めて作ったご飯を、温かいうちに食べて欲しいという感情がそこにあったとします。
その場合にどういう表現ができるか考えてみます。

The food is waiting for you.

どうでしょうか?
直訳すると、「ご飯があなたを待ってるよ」
foodというモノに人格を与えて、自分の気持ちをfoodに託しているような感じですね。
日本語では「ご飯があなたを待ってるよ」とは言わないので、日本語で考えてると発想として出てこないですが、英語ではこういうモノに自分の気持ちを乗り移らせるような表現はよくあります。
英語的な発想とは、こういう日本語の直訳とは程遠い感覚ですね。こういうのをいくつかやっていくと、なんだか英語という言語が楽しくなってこないでしょうか?

更に興味深いのは、この感覚がつかめると、英語に触れる様々な場面でどんどんこういった英語的表現に気づけるようになってくることです。
自分で気づけるようになると、自分の中にどんどんこのような英語的な表現が浸透していき、さらに英語という言語で遊ぶ感覚がついてくるようになってきます。

日本語で小説や映画なんかを見て、ああ、素敵な表現だな~と感じるように、英語でも同じような面白みを感じられたら、
もうあなたは英語脳を手に入れられています!!

なので、英語の映画やドラマの多聴は強力で無限大の教材になってくれるので、とても大事なんですね。
ただ、映画やドラマの多聴で良くあるミスは、最初から英語字幕て理解しようとすること。
最初はまず日本語字幕でいいので、しっかりと内容を理解した上で、英語字幕で聞くことにトライしてみてください。
なので、昔から大好きで何回も見ていて、大好きなものから英語での多聴を始めるといいかもですね!

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