僕は、「明るい」だろうか。

僕の周りには明るい人がたくさんいる。
彼女やばあちゃん、アルバイト先の同僚。

「明るい人には、幸運を引き寄せる力がある」

この言葉は、誰しも一度は耳にしたことがあるはず。

彼女がまさにそうだ。
僕の彼女は、常に元気100%で明るい。

そんな彼女のある日のこと。
彼女はスイーツが大好物。
この日は僕と彼女の二人で
有名なトゥンカロン(マカロンのBIGサイズ)を食べに、
遠出しに来ていた。

お店に入ると彼女はすぐに気づいた。
「トゥンカロンがない….」

僕も甘いものは好きなので、ちょっとショックだった。

明るい彼女とはいえ、
ずっと前から楽しみにしていたトゥンカロンがなかったので、
僕は彼女がすねているのではないかと心配になり、
恐る恐る隣にいる彼女を見ると、

「別のもの探しに行こ~!」

ものの10秒後には、ニコニコしていた。
お手上げだ。


いつも彼女には、
この破壊的なポジティブ思考と明るさに元気をもらっている。

彼女は職場でも、
そのぶっとんだ明るさで雰囲気を穏やかにしているそうだ。

僕は毎晩、彼女と電話をするのだが、
その話題は決まって、彼女のその日の仕事のお話。
いっつも楽しそうに話す。

そしてそのお話の主人公はもちろん彼女なのだが、(すでに可愛い。)
必ず周りの同僚も話に出てくる。内容は、彼女が同僚に助けてもらったり、冗談話で盛り上がったり。

きっと、
明るい彼女には周りを引き寄せる力があるのだろう。お手上げだ。


そう考えると、
人気者(YouTuberや芸能人、タレント、俳優)は、
笑顔な人が多い気がする。

例えば、
いつも明るいヒカキンさんが
暗い表情で動画を撮っていると恐らく誰も見ない。

インフルエンサーとして必要なものというのは、
この「明るさ」なのかもしれない。
インフルエンサーに限らず、
日常生活でも、そういった明るい人にチャンスは巡ってくるし、
幸運を引き寄せるのではないだろうか。


僕が今課題としているのは、笑顔。

彼女と付き合い始めて、
かなり気分的にも性格的にも明るくなったが、まだまだ。

YouTubeやInstagramで、
日常の笑顔を発信して、
筋トレのすばらしさ、チャレンジすることの楽しさを
世界中に届けていきたい。


「明るい人」の科学  和田秀樹 著