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#49 夏の年越し3回目。あけましておめでとうございます from ボリビア

2025年1月1日 miércoles
¡Feliz año nuevo!

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ぬるりと年を超えて、2025年。あけましておめでとうございます!
日本が2025年を迎えた瞬間は、市場で新年の買い物をしていた私です。

大晦日の市場周辺。車の渋滞がひどい。
ボリビアでは年越しに12粒の葡萄を食べる習慣がある

プロジェクトがうまく進むように、と願いを込めて、黄色のパンツを買う。
年末になると市場に並ぶ赤と黄色の下着は縁起もので、赤はAmor(愛)黄色はDinero(お金)を引き寄せる、と言われている。

お馴染みの風景
このパンツのディスプレイも見慣れた

そしてお正月の準備といえば、やっぱり大そうじ。空間も気持ちもスッキリ、いらんもんはとっとと捨てて、次!
きれいになったキッチンに、インクが滲んで失敗したプロジェクトの試作生地を飾ったり、居心地のよい空間づくりもできるので、そうじは割と好き♡

そっけなかった壁に愛おしいものたちを飾る

そしてこの一年何があっても私についてきて支えてくれた、スニーカーを洗う。ボリビアの道には犬のうんこがめっちゃ落ちているので、この3ヶ月何回も踏んだであろう。よく耐えてくれた。
余談ですが、以前、a〜zの形に見えるうんこを撮影収集し、『ボリビアの道うんこタイポグラフィ』を完成させようとしたのだが、出会うのが c, i, j, l くらいで、断念しました。

ころっとした E に見えなくも、、、、

ボリビアでは、日本にいるときと比べて持ち物がやたら汚れる、とおもうのは私だけだろうか?相当に汚れていた私のスニーカーだが、日本から持ってきたウタマロ石けんでゴシゴシやると、まあきれい。ウタマロ万能。あのロゴとシンプルなパッケージも好き。

めっちゃきれいになった♡

年越しの夜は、ボリビア人の友達二人と一緒に、うちでご飯を食べることに。
年末年始が一番日本を恋しくおもう私は、ボリビアでの年越しを、作れる範囲の日本食を用意して過ごす。今年は、黒豆を煮て紅白なますを作ってみることに。標高が高く沸点が低いので、煮る系の料理はなかなかうまくいかず、死ぬほど煮たのに硬く仕上がった黒豆。ボリビアでは、これが最初で最後の黒豆煮となるでしょう。そして煮豚も作ってみた。ボリビアではお祝いの席でよく豚が出されるので、いいかな、と。あと、単純に食べたかった。お肉の中で豚が一番好き♡

私が「31日は日本食を作る予定」と伝えると、ボリビア人の友人に「じゃあ一緒に作ろう!」と言われたのだが、絶対遅くになってしか来ないことがわかっていたので、日本食は自分のペースで粛々と用意することにして、「うちに夜ご飯食べに来るならカレー作るわ!」と大晦日のメニューはスパイスカレーに変更。(リスク回避)
カレーも豚にしよう、と、とりあえず豚のブロックを1kg 購入した。

みんな豚を買い求める大晦日
煮豚を作ってから
ポークジンジャーカリー

31日の夜、21時前に来ると言っていた友人たちは22時前にやってきた。遅くなると見込んでいたので、軽く先に食べて待っていた私。お正月3日間は食べられるかな、と作ったカレーが、元日のお昼で空っぽになった。ま、美味しく食べてくれる人がいる方が、しあわせだ。

お互いの近況報告をしながらワイワイと過ごし、彼女たちに0時になる瞬間にやることを指南されたのだが、やること多っっ!!!
詳しくはこちらの動画をご覧ください↓

※BGMはドリフのこちらの曲を使いたかったのですが、見つかりませんでした。

みんなの願いが全部叶うといいね。
上がったり下がったり含めて、充実した日々でありますように2025!!!
とにかくいっぱい笑いたい。笑いと飯が大事。笑い飯。

友達の服に「紅白」が頭をよぎる

ゆっくりと目覚めた元旦。
なんちゃっておせち気分ご飯でスタート。おすましが体に沁みます。

出汁サイコウー♪

日本の友人と少しメッセージのやりとりをした後、巻き寿司作りたいな、とTrucha[トゥルーチャ](マス)を買い求めにロドリゲス市場へ向かうが、店が出てない。。あれ?元旦って市場開いてなかったっけ??


2025年1月2日 jueves
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今朝、部屋に掃除機をかけているとカチャカチャと音を立てて、豆が吸われていった。「拾い集めた豆はずっと持っておく」と友達に言われたので、掃除機の中にずっと持っておくね。

外は静かだが、もう正月気分でもないな、と、いつも通りバナナパンケーキを焼いて、コーヒーを淹れる朝。バナナがとても安いので、バナナと卵に少しキヌア粉を入れただけの朝ごはんを食べているこの頃。

バナナストリート、と私が勝手に呼んでるエリア
『魔女の宅急便』思い出す

同じ敷地に住んでいる日本人の男の子が旅行から帰ってきて、お土産に、と、ガラパゴスのチョコレートをくれた。甘いものが好きではない私に、カカオ80%の。うれしい。さらに、お汁粉とお餅もくれたので、急にお正月気分。

わーい♡

静かな街を歩きつつ、久しぶりに写真を撮りたくなって、昼からはカメラを持って外出。二年前、ボリビアに再赴任してすぐ、リュックの中でアルコール消毒液に水没して壊れたRICOH GRを日本で修理してもらい、再び持ってきた。

張り紙の(跡の)無造作感
肉屋と思いきや、洋服屋だった
自然とグリッドシステム
怖くない方のワンちゃん
夕方の日差し
空が近い

疲れているのか?いや、鼻が詰まって呼吸がスムーズでなく、市場で買い物をして、すぐに帰宅。きちんと1ヶ月に一度は風邪をひいているな、、、年越しの(私の家の)寒さのおかげです。

昨日買えなかったマスを購入し、

その場で小骨を抜き、皮を剥いでくれる。

巻き寿司を作った

米がべちゃっとして、マスもあまり美味しくなかった

1月2日の夜。若干お腹が痛い??が、気のせいにしよう。
友人たちも今日から仕事、と言っていたし、早々にお正月気分も終了な気配のボリビアです。


2025年1月3日 viernes
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つい「2024年」と、書いてしまう1月3日。まだしばらくは間違えるんだろうな。でも少し経つとふつうに更新されて、人生すすんでいく。なにごともとどまってはいられない。

やや風邪気味なので魔女の市場にハーブでも買いに行こうかな、とか考えつつ洗濯を済ませる午前中。週明けからまたプロジェクトを動かしていかねばいけないので、滞ってる調整ごとの整理と、WEBサイトの素案に取り組む、つもりが、ぼーっとしてしまう。とりあえずこの1っヶ月で

①施設でのアート活動を再開
②プロジェクトの基本情報発信メディア(WEB・リーフレット)を来月頭には形にする
③テストプロダクト完成→協力販売店舗に置く(テストマーケティング)

まで進めたい、とだけ、ここにリストアップしておく。

改めまして、
今年も何卒よろしくお願いいたします。
2025年、いろんな思い出に溢れる時間になりますよう






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ATSUKINO
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