釣具屋店員すら教えたがらない"釣り場"の重要さ
お久しぶりです、厚木です。
今日は釣れる条件の中で
最も重要なポイントの1つ「釣り場」についてお話していきます。
初心者と経験者の意識・感覚の差を説明しているので
よければ最後まで読んでどうぞ。
釣り場を教えたがらない釣具屋の店員
大手釣具屋の店舗が載せているブログやスタッフの釣果情報を見ていてこう思った事があると思ます。
「肝心の釣り場が載ってない!」
むろん船や釣り公園なんかは別物ですが、バスフィッシング系の釣果情報ではよくあるパターンです。(場所を載せない釣果情報とかただの自慢では…?)
釣具屋店員とてお客様に
「いい場所無い?」と聞かれたならばもちろん答えます。
人気スポットをね。
大手の釣具屋はスタッフの異動が多いのでその地域の釣り場に精通していない事情もあるのですが、誰も知らないなんて事は絶対に無いです。でも言わない。
何故か。理由は色々ありますが、
①店員も釣り人である
②釣り場を知るコストの"重み"を理解している
③仲間内お得意様だけの秘密の場所だから
ざっとこんなもんです。
うまい人はみんな、自分だけがポテンシャルを知ってる秘密の釣り場があります。
釣り場開拓のコストとは、計り知れない徒労の果実なのです…
釣り場を知るということの代価
次に釣り場開拓コストの内訳について。
釣り場開拓というものは、週に1回あるいは月に1回かも分からない釣行チャンスに
必死に貯めたお金で買った釣り具を携えて、ガソリン代、交通費、エサ、仕掛けやルアー等消耗品などを学校会社帰りに釣具屋に寄って買い揃えていくのです。
新しい釣り場へ行く場合の、私の場合の金銭コストを試算してみましょう。
多めの仕掛け、消耗品など3000円前後
その他にサップフィッシングなど新しいジャンルの釣りに挑戦しようとするならウン万単位の初期投資が必要です。
とにかくその釣り場にお金と、労力と、時間を注ぎ込んだ対価が釣果なのです。
釣り場の中の釣り座という考え方
もう少し踏み込んだ話をします。
写真のような岸壁系の釣り場は一見すると違いが分かりませんが、実は数メートルのズレが海底状況の変化にも大きく繋がります。
例えば砂底の釣り場でシロギス狙いでちょい投げをするとします。
海底に点在するゴロタ岩、そこに生える海藻などに仕掛けやオモリが根がかってしまったり、ウロハゼやハオコゼといったターゲットとは違う魚ばかり釣れてしまうリスクもあります。
ほんの数メートルです。
そこでより細かな"釣り座"という考え方も大事になって来るのです。
現金化する"釣り場情報"
最近知ったのですが、こちらのサイトなんかでは"釣り場情報"をお金で買うという理論を提唱しています。
売る側も買う側も釣り場情報に対するそれなりの価値を理解して成立するビジネスなので、今後の動向を見守っていきたいですね。
まとめ
初心者にとっては「ケチくさい」となる話ですが、釣り場を開拓するということはそれだけのコストがかかっているという話なのです。
釣り場を聞くことが悪い事とは言いません。
基・本・的・に・は いい釣り人は多いと肌で感じています。
が、それでも結局最後に信じられるのは己の竿と目と足なのです。
そのコストをケチって釣果情報アプリ等を盲信し、空振りに終わったことを何回も経験している身とすれば
この経験もコストだなぁ…などとしみじみ思います。
釣り場は大事だぞっ
以上、厚木でした。