やりすぎ問題。映画『スリー・ビルボード』
娘を亡くした怒れる母が街の看板を買い取り
警察署や街に対して
事件の解決を強く訴える。
軸になるのは主人公の怒り。
犯人への怒り、動かない警察、
見てるだけのご近所さん、
ついでにアホ女と出ていったDV夫への怒り。
とはいえ悲しみを怒りに変えて
動く母親は、やり過ぎるときもある。
そして個人の感情で動く警察官もいる。
米映画にありがち
というかアメリカ社会そのもの、
アメリカ人、簡単に銃を持ち過ぎ問題。
わたし自身がクライムサスペンスを
やっぱり受け付けないのもあり、
面白かったけど、へとへとになった。
だいたいの人がだらしないところもあって、
それがストーリーを勧善懲悪から救っていた。
テーマがテーマなだけに
えっここ笑っていいの・・・みたいな
黒い笑いが時々襲ってくるのもアクが強い!
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