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トーベ!
『TOVE/トーベ』を映画館に観に行く。
ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの人生の一部を切り取ったフィクションだ。
色、音楽、衣装がとても好み。
映画を観ながら “そういえばわたし、古着が好きだったなぁ” と、古着ばかりあさっていた十代のころをなぜか思い出した。この作品の衣装に刺激されたからだ。
トーベが愛した人たちが魅力的に描かれている。彼女がどれだけ愛したかを、そういうところから感じられる作品だった。
入院中のさしいれ本のなかに、ムーミンの本があった。それは暗くて怖くて寂しくて、入院中に読むにはつらくて、途中で読むのをやめてしまった。
映画ではどうやってムーミンが作られたのかとか、そういうところにはあまり触れていない。
あくまでもトーベの人生の一時期を描いている。
熱心なムーミンファンではないので、それがちょうどよかった。
トーベ・ヤンソンのことをもっと知りたい。
それからムーミン谷のことも。
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