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妻の誕生日に『共同体験プレゼント』はどう?

妻の誕生日プレゼントに困ったことはないですか?

物欲は徐々になくなるし、家計にお金をかけたいからプレゼントを遠慮されることもありますよね。

とはいえ、なにかはしてあげたい。でも、そのなにかってなに?

ぼくも困ってました。だけど、つい先日、妻の誕生日にあるコトをプレゼントしたらとても喜ばれたんです。

妻だけではなく、ぼくら二人にとってよいコトでした。

それは"共同体験型"のプレゼントです。

共同体験プレゼントとは?

共同体験プレゼントとは、夫婦が一緒になにかを体験するコトのプレゼント。

モノは服や化粧品やアクセサリーなど、そこに実在して触れるもの。コトはコンサートや旅行など体験できるもののことです。

そして、共同体験型とはそのコトを一緒に体験するということですね。一緒に旅行に行ったりコンサートに行ったりとか。

コト型プレゼントのメリットはモノよりも記憶に残り続ける点にあります。「モノより思い出」なんて言いますよね?

実際、コーネル大学トーマス・ジロビッチ博士の研究では、物質的な買い物による満足度は時間が経つにつれて下がるけど、経験による満足度は上がるとされています。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S105774081400093X

具体的にぼくらがしたこと。それはスーパー銭湯(温泉つき!)でのリラクゼーションタイムです。

近所のスーパー銭湯がリニューアルされて、マッサージやら北欧風リラクゼーションスペースやら色々と高機能になったんですよ。

そこに二人で出かけて、75分間のマッサージを受け、子供なしで大浴場にゆったりつかり(いつも3人のキッズと一緒だから満足に入れないんですよね。小さい子はすぐに出たがりますから)、お昼を二人でゆっくり食べ、リラクゼーションスペースでゴロゴロしながらおしゃべりして、大満足の1日を過ごしてきました。

妻の誕生日なのでぼくが喜んでもしかたないですが、妻もかなり喜んでくれました。

なにが良かったのかというと、まずはケアされる体験だったのかなと。

貴重な”ケアされる”体験

仕事や子育てに翻弄されていると、自分をケアすることって忘れちゃうんですよね。子供が生まれる前なら気軽に遊びにいけたけど今はそうもいかないですからね。

仕事相手や子供へのケアばかりで、”ケアされる”体験が少ない。言い換えるならば誰かから”大切にされる”体験が極端に少ないんです。

子育ての喜びはもちろんありますが、だからと言って毎日「誰かのために」生き続け、自分をないがしろにし続けられるわけじゃないですから。

”大切にされる”体験の欠如。それが婚外恋愛や不倫へのきっかけになるなと、いろんな方のお話を聴いていても思います。

だからこそ!ぼくらのような子育て中の親は”ケアされる”体験をもっと大切にした方がいいと思うんです。それは甘えではなく、明日も家族を大切にするための充電なのですから。

そういう意味で、夫婦だけでのマッサージや温泉などのゆったりとした時間の過ごし方はすごく良かったなと思うんです。

いつも温泉に行っても子供たちの体を洗い、滑られないように手を繋いで移動し、のぼせたら出て、体を拭いて着替えさせてと、ケアすることばかりですが、今回は自分の心地よさに集中できました。(うちは三兄弟なので、いつもぼくが3人と温泉に入るのです)

妻はマッサージをゆったりと受けられたことがよかったようです。いつもはそんなことする時間がなかなか取れないですから。

もう一つの良かったこと。それは二人で体験したことですね。

思い出が夫婦の会話を生む

ぼくらは平日は30分から1時間、休みの日は3時間くらいしゃべっていると思います。家庭や育児に関する話が多いけど、一番会話が盛り上がるのは思い出話です。

結婚したばかりの頃、なけなしの金を集めてハワイに新婚旅行に行きましたが、今でも思い出話をしてます。旅費以上の価値(絆)を作ってくれました。

今でも味を思い出せるアサイーボウル
最高の天気だったファーマーズマーケット
景色が最高だったダイヤモンドヘッド
最終日の朝、旅の終わりを偲んで飲んだコーヒー

他にも鎌倉旅行に行ったり、山登りに行ったり、本当に二人でいろんなところに行きました。

紫陽花が満開だった長谷寺
大好きな「ホテルニューカマクラ」
小物がかわいい
革のソファーが好き
銀行を改装したバー「THE BANK」、バーテンダーが寡黙すぎて注文が通ったかどうかいつもわからなかった。
色んな山に二人で登りました。

今回のリラクゼーション共同体験も、ぼくらにとって大切な思い出となり、これから何度も会話に出てくると思います。

「露天風呂に出たら、男たちが風呂のまわりの椅子にずらっと座ってて、誰も風呂に入ってないんだよ」

「えー、女風呂はみんなお風呂につかってたよ。お猿さんみたいに」

昨日もそんな話をしてました。

ぼくは妻との会話に困ったら思い出話をしてます。ネガティブな感情から離れられるし、妻がなにを感じていたかも知れますから。

ついこないだも、すごい昔に二人で出かけた箱根旅行の話をしたんです。二人で思い出を重ねることで、会話のチャンスってますます増えていきますよね。

二人だけの特別な思い出を作る”共同体験型プレゼント”、あなたもいかがですか?

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