自分の「柔らかな気持ち」に気が付く3つの方法
「夫に対するイライラが止まらない」
「妻に対する不満が収まらない」
そんな時ってどうしてもありますよね。
夫婦が親密性を築くには、お互いの柔なか気持ちを伝え合い、受け止め合う必要がある。
怒りの裏側にある悲しさ、寂しさ、辛さ。そういった柔らかな感情を。
ぼくは何度かそう書いてきました。
ですが、柔らかな気持ちに気が付くことって難しいですよね。
(いや、ただ腹が立つだけなんだけど……。)
という人もいると思います。
では、どうすればパートナーの対する柔らかな気持ちに気が付くことができるのか?
3つの方法があることに、最近気が付きました。
◇
臨床心理士さんとの会話、夫婦関係に悩みながらも前進されている方たちとの会話を通して、おぼろげながら見えてきた「自分の柔らかな気持ちの気づき方」。
一つ目は「一人になること」です。
夫婦喧嘩って嵐のようですよね。相手の言葉に心をかき乱され、言わなくてもいいことを言ってしまう。
お互いに相手の感情に影響を受けすぎてしまい、螺旋階段を駆け上がるように頭に血が昇っていく。
最上階まで昇っても爽やかな景色は広がっておらず、嵐のど真ん中に放り出されるだけです。
夫婦喧嘩の本質は、ネガティブサイクルです。
お互いの感情がぐるぐると円を描くように回り続け、怒りを喚起し続ける。
この嵐の中にいては、自分の柔らかな気持ちになんて気が付けません。
うちの妻は以前、よく家出をしていたんです。
夫婦喧嘩になると、30分くらい出かけてスッキリして帰ってきていました。頭を冷やして、自分の気持ちを掘り下げ、本音をぼくに伝えてくれるのです。
「寂しかった」「悲しかった」「辛かった」
怒りをぶつけられるのではなく、彼女の底知れない孤独感を垣間見ることで、ぼくは彼女を強く傷つけていたことを知りました。
何度かの妻の家出、そしてその度に静かに語られる彼女の素直な感情を聴くことで、いつしかぼくらの喧嘩は減っていきました。
ぼくも二人でいる時には素直な気持ちに気が付きにくく、次の日にならないと気が付けない。もしくは自分の柔らかな本音を認められなかったりします。
この記事の時も翌日まで時間がかかりました。
次は、瞑想です。
最近はマインドフルネス、メディテーションなんて言いますね。
ぼく自身はしていませんが、妻との関係に悩む男性の中には、瞑想をすることで自分の本音にたどり着く方が何人かいらっしゃいました。
忙しい毎日の中では、夫婦関係に限らず、自分の感情に気が付く時間そのものがないですよね。
数十分だけでも瞑想をする時間を作ると、怒りを鎮め、自分の素直な本音に気がつけるようです。
瞑想アプリを使っている方もいました。
ぼくは試したことがないのですが、やってみようかなと思っています。
最後は、「日記を書く」です。
仕事でもそうですが、色々なことが起こりパニックになりそうな時は、やることを紙に書き出してみると、意外とやることが少ないことに気が付きますよね。
夫婦関係も同じで、揉め事が起こると頭の中がゴチャゴチャになるのですが、何が起こったのかを紙に書き出してみると、意外に冷静になれたりします。
妻との関係に悩む男性の中には、日記を書くことで自分の状況を客観視でき、どうすればいいかを冷静に考えられるようになった方が何人かいらっしゃいます。
日記って、誰かに見せるわけじゃないからかっこつける必要がなく、自分に素直になれるんですよね。
ただ、紙にペンで書くというのは、時間を必要とする行為なので、忙しくて難しい場合は日記アプリでも同じような効果があるようです。
muute(ミュート)という日記アプリを使われている女性もいらっしゃいます。この記事にも書きましたが、実際に使われているご感想はこちらです。
日記を書くことの意味ってなんなんだろうと、以前は思っていたんですが、自分の気持ちを落ち着かせ、気付かせ、いたわる効果があるようです。
ぼくもnoteで自分の感情を掘り下げることが癒しになっている感覚があります。
まとめると、自分の柔らかな感情に気が付くための方法は3つあり、一人になること、瞑想、日記を書くことである。
それらに共通するのは、自分と向き合い、客観的に自分を見つめ、感情を冷静に掘り下げる効果があるということ。
よろしかったら試してみてはいかがでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
自分の場合、こんなことやってるよー!などあれば、ぜひコメント欄などで教えてください。
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