8ヶ月間のフォニックス学習を終えて思うこと。
2022年9月から語学学校ブライチャーでフォニックスを習い始め、約8ヶ月が経ちました。
週一回クラスを受け、8ヶ月目にしてやっと母音(とRの発音)が終わりました。
ちょうど節目かなと思うので、フォニックスを習った感想を書いておこうと思います。
お金はかかったけど、それだけの効果はあったなと感じています。
ちなみに、今は子音のレッスンを引き続き受けていて、レッスンは残り30回くらいはあるようです。
圧倒的に英語が聞き取りやすくなった。
まず、そのまんまですが、英語が圧倒的に聞き取りやすくなりました。
ポッドキャスト、ユーチューブ、ネットフリックスなど、色々聴きまくって見まくっていますが、8ヶ月前には聴き取れなかった音が確実に聞き取れるようになったんです。もちろん全部じゃないけど。
こないだ、子供たちとドラえもんの映画を観に映画館に行ったんです。
映画って、最初の15分間は予告編が流れるじゃないですか?
そこで、トランスフォーマーとAirという映画の予告編が流れたんですね。これです。
ぼくらは後ろの方の席を予約していたんで、流れる予告編を背にして階段を上がっていたんですが、後ろからマット・デイモンの声が聞こえたんです。
それが意味のわからない呪文じゃなくて、意味のある言語としてぼくの耳に飛び込んできたんです。
まだすべての言葉を拾えないし、ちょっとのフレーズしか聴き取れなかったけど、英語を「意味のある音」として自分の耳が拾い上げたことがすごい嬉しかったんです。
あと、何かのポッドキャストの中で話されていた、Meta社(元フェイスブック社)のマーク・ザッカーバーグのスピーチも聴き取れて、意味もなんとなくわかったんです。
これはかなり衝撃でした。え?これ英語学習向けのわかりやすく発音した音源なんじゃないの?と勘違いするほど聴き取れたんです。
彼の発音はかなりクリアなので、聞き取りやすいというのはありますが、それにしても、海外企業の商品発表スピーチが聴き取れたことは、ものすごく嬉しかったんです。
まだまだ聴き取れないことの方が多いけど、8ヶ月前と比べれば、だいぶ変わったなと感じています。
今の課題は「聴き取れても単語を知らなくて意味がわからない」ことなので、ブライチャーの先生に教わったように、自分だけのスペシャルノートに授業中やネット記事で出会った単語を書き留めています。
新しい単語を書きとるように、とクラスでは言われていましたが、これはもっとちゃんとやるべきだなと痛感しています。最初の頃はほとんどやってなかったので。
授業で「体感」した単語は、体が覚えているので定着しやすいんです。授業中に出てきた単語をすぐに書きとると、早く覚えやすいと感じています。
自信を持って話せるようになってきた。
正しい発音で話すと、相手に伝わりやすいので、授業中に先生と話すことが苦じゃなくなってきました。
以前は、何度も聞き直されて辛かったのですが、その回数が減ってきたように感じます。
(そうか、正しい音で伝えれば、意味が伝わるのか)
という当たり前の事実に、今さらながら辿り着いた感じです。
とはいえ、ボキャブラリーも少なく、とっさに口から出る文法がおかしいことがあるので、(ん?)という顔をされることも多いのですが……。
知っている単語を発するときは、発音を意識して話すように気をつけています。それだけでも、伝わる内容の密度が全然違うので。
ただ、やっぱり、トークをしていると、言いたいことの1割も話せないのがもどかしいんですよね……。
言い回し、実際に会話で使われる文法、単語などなど、まだまだ足りないなぁと痛感する毎日です。
ぼくは、英語で夫婦関係に関するポッドキャストをするという夢があるのでですが、そこにたどり着くにはまだまだ課題がたくさんありそうです。
「子どもの頃に習わないと発音は身につかない」は嘘だった。
小さな頃から発音を習っている人の方が、ぼくよりうまいとは思います。
ですが、だからと言って子どもの頃に発音レッスンを習わないと身につかないというのは、明らかな嘘ですね。
英語と日本語では、言葉の成り立ち自体が違うから、「同じ言語」という括りをしてはダメだったんです。
英語を日本語に落とし込んでローマ字読みしてしまう癖がなかなか抜けないですが、この訓練を続けていけば、確かに発音はうまくなるという実感を感じられるようになりました。
周囲が英語だらけの環境の方が上達は上手いでしょうが、適切な指導を受けられるのであれば、日本にいながらにしてもネイティブ発音は身につくんじゃないかなと、今ではそんな希望も確かなものとして見えてきました。
発音ってトレーニングなんだなって、日々実感しています。
もっと上達スピードを上げるためには、英語環境に浸かる必要があるなと感じていて、副業で英語での夫婦関係相談をやってみようかなと考えています。
めちゃくちゃハードル高いですが、チャレンジのしがいはありそうですよね。
話をフォニックスに戻すと、英語学習に興味がある方や、始めてみたけどうまくいかない、モチベーションが湧かないという方は、フォニックスレッスンから始めてみるのがめちゃくちゃいいと、個人的に感じています。
ぼくがそうだったんですが、日常生活で英語を使う機会がないと、勉強したいと思っても、勉強が続く「動機」がないんですよね。
フォニックスレッスンなら、週に一回受けると決めれば、宿題をこなして上達を感じられ、先生との絆や、少しずつ英語が聴き取れるようになる嬉しさもあって、勉強を続ける「動機」になるんです。
ぼくはすっかりハマってしまいました。
語学学習に興味のある方の参考になれば幸いです。
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