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「◯◯がないね」ではなく「◯◯明日買おうか?」 主体性を持った質問をしたことで、妻の態度が180度変わったという話。

こんにちは。

よく聞くママさんたちの旦那へのグチに

「あれがない、これがないって、家庭内の在庫不足を指摘するクセに、自分では買わないのよね!」

というものがあります。

まったく耳が痛い話で、ぼくも何度、妻を怒らせたことか・・・

きっとぼくが知らない事案を含めると、数えきれないくらいやらかしていると思います。

ですが、さすがに3人も子どもができて、3人目で3ヶ月間の育休を取ったおかげで、気持ちも変わり、さらに言い回しを考えることで、妻を精神的に疲弊されないことが少しはできるようになってきました。

今回は、主体性を持った質問や提案をすることで、妻の負担を減らす工夫について書きますね。

なぜだか、妻が不機嫌にさせてしまって困っているという方は、参考までにお読みください。

在庫不足の指摘は現状確認であって、「指摘」ではない

トイレットペーパーが残り少なっているのに気がついた時

「トイレットペーパー少ないね」

と、つい妻に言ってしまうことありませんか?

ぼくは、しょっちゅうありますね。

何の他意もなくて、ただ、トイレに、トイレットペーパーが、あまりない。

という現状認識の共有でしかないんですが、男性同士ならそんなに大きな問題にならないんですよ。

なぜなら、男性は感情を表現するのが苦手で、その場で起こっていることを言語化する方が得意だからです。

確か、「女のトリセツ」を書かれた黒川伊保子さんの何かの本にこんなことが書いてありました。

小学校低学年のクラスで、いじめかなにかがあって、女の子たちは「かわいそう・・・」などといった自分の感情を伝えるのですが、男のたちは「それはよくない!」だとか「◯◯が悪い!間違っている!」といった全体としての意識を表現したそうです。

そこで黒川さんが、男の子に「いや、そうじゃなくて、その時君はどう思ったの?悲しかったの?怒ったの?」と聞いても「だから、よくない!って思ったの。それがおれの気持ち!」と返事を返されたそうです。

かなりうろ覚えなので、詳細はちょっと違っていると思いますが、男というのは自分を含む共同体に対して、事実を伝えることはするけれど、そこで自分の気持ちを伝えることは苦手です。

だから、トイレットペーパーの残りが少ないことに気がついた時

「トイレットペーパー少ないね」

としか言えないのです。

「あれ!トイレットペーパーもうないね!どうしようか?明日買ってこようか?

と、言えばいいだけなんですけどね。

どうして、この回答でことなきを得られるのか?詳しく書いていきますね。

女性は家事の粗さを指摘されたと受け取ってしまう

「トイレットペーパー少ないね」

これを言われた時、妻がどう思うかですが

(え?私が悪いの?在庫確認と買い出しは私が全部やらなきゃダメなわけ?少ないってなによ?だからなんなのよ?

うちの妻がこのセリフを言ったわけではないですが、妻の気持ちが分かるようになって、今になって察するに、こういうことだったんだと思います。

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