Kindleアプリで妻との価値観を共有する方法
こんにちは。
結婚して、子どもができて何年か経つと、夫婦での共通の話題って減っていきますよね。
気づけば、話すのは子どものことばかり。
子どものことばかり話していると、なかなかパートナーを男や女として意識することが難しくなっていきます。
そこで今回おすすめするのは、スマホのKindleアプリを共有して、夫婦の話題を作るやり方です。
夫婦の会話に困っている人におすすめです。
人は新しい知識によって価値観がアップデートされる
人は他の人の考えに影響される生き物です。
あなたの今までの人生を振り返っても、あの時この時の判断は、誰かしらの影響を少なからず受けていたはずです。
そして、ものの考え方も、人の影響を強く受けます。
自分のもっとも親しい三人が、あなた自身の姿である。
というのは、よく聞く話ですが、これは読む本にもあてはまります。
ぼくもよく本の影響を受けます。
色々な本を読んでは、行動を変えてみたり、新しいことに挑戦したりします。
そのたびに、自分に合うことと、合わないことが分かり、合わないことであっても、「こういう世界があったのか」と、見聞を広げることができます。
それが、なんの役に立つのか分かりませんが、なんの役に立つのか分からないことが増えていき、それらがつながることで、役に立つということがあるので、意味がないと思えるようなことも必要なんだなと、漠然と思っています。
そういった知識という点を増やしていくことで、自分の中で溜まった点と点が繋がり、ぼくという人間を構築しています。
そうやって、人は新しい経験と知識を元に、自分自身をアップデートしていくんだと思います。
そのようにして、本を読む人間はどんどん考え方が変わっていきます。
そこで、特に影響を受けた本を夫婦で共有することで、価値観のアップデートを夫婦同時に行うことができます。
夫婦が、違う価値観を持っていても、それはそれで刺激になりますが、人間としての根幹となるような価値観はすり合わせが必要だなと、ぼくは思っています。
夫婦がお互いの価値観をすり合わせるということ
夫婦がお互いの価値観を把握できないと、相手がなぜそのような行動をしたのか、理解ができないままになってしまいます。
相手がなぜそのような行動をしたのか?
なぜ、そのような発言をしたのか?
相手の価値観を知ることができれば、お互いへの理解力が深まって、お互いに目指すゴールに向かって協力することができるようになります。
自分の価値観をパートナーに伝える時に、自分の言葉ですべてを伝えられればいいんですが、完璧に自分の思想を言葉にするのは難しいものです。
言語化できないけど、信じていることもあるわけです。
そのような時に、本はとっても役に立ちます。
あなたに代わって、あなたの思想をパートナーに雄弁に伝えてくれます。
こないだ、こんな本を読んだんだけど面白かったよ。読んで欲しいな。
と、相手にその本を渡して読んでもらうだけで、相手の考えや理想を把握することができます。
例えば、ぼくはこんな本を妻と共有しています。
この本は、子どもの教育についてぼくが悩んでいることを妻に伝えたくて共有しました。
おかげで、同じ考え方で、子どもの教育方法について、夫婦で話し合うことができています。
この本も、子どもの人格形成や、育つ環境について妻と一緒に考えたかったので、共有しました。
この本は、物の考え方(人は悪い方向に物事を捉えるなど)について、とても刺激を受けたので、妻と共有しました。
おかげで、共通の話題が増えて、夫婦での会話の幅が広がりました。
夫婦で一つのKindleアプリを共有するのがおすすめ
紙の本は持ち歩きに手間がかかりますし、手元に届くのにも時間がかかります。
子どもと出かけていて、ちょっと手が空いた時に、リュックから本を取り出していてはちょっと大変です。
なので、夫婦で共有する本はスマホのKindleアプリで読むことをおすすめします。
その際は、Amazonアカウントも共有することになるので、夫婦どちらかのアカウントを二人のスマホの両方で使うことになります。
そうすれば、スマホにダウンロードしたKindleアプリも、二人で同じものを使えるようになります。
ただ、この時のデメリットは、紙の本なら、さりげなくダイニングテーブルに置いておき
(この本、読んで欲しいな〜)
と、パートナーにアピールすることができるのですが、Kindleのような電子書籍だと、それができないことです。
なので、Kindleの場合は、直接、「この本が面白かったよ」と伝えたり、LINEなどで感想を送った方がいいです。
そうしないと、共有したい情報が共有されませんから。
夫婦が同じ経験をすることで会話のきっかけが増える
夫婦だけで外に出かけたりなどの新しい体験は、子どもがいるとなかなかできませんが、読書ならいつでも可能です。
二人が読んだ本の感想をお互いに伝えることで
「妻はこういう風に考えたのか。そういう考えもあるなー。」
と、新しい視点をもらうこともできます。
日中は仕事で、家に帰れば子どもの世話ばかりですから、自然と夫婦の会話はなくなっていきます。
そんな時に、Kindleアプリで読書の体験を夫婦で同期させると、会話のきっかけがたくさん生まれます。
うちの場合、夫婦で英語の勉強をしているのですが、簡単な英語で書かれた洋書の「美女と野獣」を二人で読んだことでも、夫婦の会話が生まれました。
主人公の女の子は、父親から「Beauty」と呼ばれているんですが、Beautyには姉が二人いるんですね。
でも、姉は強欲なので、父親からBeautyとは呼ばれないんですよ。
姉妹がいるのに、一人の娘だけをBeautyと呼んで、贔屓するのは子育て的になしでしょ。
だとか
強欲な二人の姉は、最後に野獣の城の門の銅像にされてしまい、Beautyと父親、Beautyの兄たちも一緒に、野獣の城に住むことになるのですが
毎日、銅像にされた自分の姉や、自分の娘を眺めるって、きつくない?
だとか、勉強とは関係なく、夫婦の会話が生まれて、そこには笑いも生まれます。
Kindleアプリを共有するのは簡単にできるので、ぜひおすすめです。
では、今日はこの辺で。
今日も、あなたとあなたのパートナーにとって、いい一日になりますように。
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