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植物のロマンの話
自然が多く感じられる田舎に来ると色々と感じられる。
単純に暇なのかもしれないし
そういう年齢になったということかもしれない。
街では見かけない植物 そしてコケ。
なんでここにあるんだろう?
いつからここに居るんだろう?
そんなことを考えていたら面白い話を知った。
森 そして神社に行くと感じる木の年齢。
彼らは僕らよりも圧倒的に長寿。
御神木は樹齢800年くらいであることが多いし
人工林でも樹齢150年とか200年なんて木もざらにある。
でも彼らは移動することが出来ない。
そこで彼らも生存戦略を生み出す。
あるものは鮮やかな花を咲かせたり 甘い蜜を持つ。
そして美味しい実をつけたりして
鳥や動物に種を運んでもらえるように進化した。
植物の側から見てみる
そんな長寿で大先輩の植物たち。
とある話で米の側から見てみるという話を知った。
日本人が日本人であるために大切な米。
稲作のおかげで日本という国が出来たはずだけど
稲の生存戦略に日本人が使われている(!)
という話。
ある所では麦 ある所では芋など
人間の主食は地域によって違う。
これは人間が選んだ訳じゃなくて植物に支配されているかも。
という話だった。
僕らは米という種を育てて広めている。
そのままでは動けない彼らを
僕たちはありがたがって育てている。
小鳥と僕たちは植物の側から見たら何も変わらないかもしれない。
しかも人間はその他の動物と違って
種を絶やさないように様々な工夫をしている。
果たしてこれは人間の生存戦略なのか?
稲側の生存戦略なのか!?
というお話。
おやおや?どっちだ?
ゾクゾクして来ますねぇ。笑
植物の星とも言えるこの地球。
大先輩の植物が居たおかげで今日の酸素もある訳で
化石燃料と言われているものも…
実は彼らの途方もない年月の一部
僕らはそこに協力させて頂いているだけかもしれません。
長〜い年月。
そんな植物のロマンのお話でした。
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