あつのり

渡部敦則 青森県三沢市出身、沖縄県在住。短歌詠みます。 国民文学所属 第二同人 最初は短歌を中心にしたかったけど、思ったより色々な物事を言葉にしたくなったので、色々のメモ

あつのり

渡部敦則 青森県三沢市出身、沖縄県在住。短歌詠みます。 国民文学所属 第二同人 最初は短歌を中心にしたかったけど、思ったより色々な物事を言葉にしたくなったので、色々のメモ

マガジン

  • 桃がどのように流れていくのかという実験

最近の記事

先月の締切分の結社への投稿から外したうた

錠剤をスマホの明かりで確認すピルカッターで半分に割る 子育ての触れ合いしときニュースなどどうでもよいと思えてきたり 00コンビニのトイレに造花の赤色店員の気配りに一息 00「愛してる」と姉が言うから「愛してる」か細い声で母の日の朝 00カニ味噌を君が食べたから口づけを今日はできないアレルギー嫌 境界線を昧さを抱きしめて三日月いつの間に隠れている 甥っ子が大きくなったら何になる?」 00「遊ぼう」とキッズスペースの子どもたち君は嫌だとはっきり告げる 若き日の悦びばかり振り返るし

    • 友人が自殺して3年ぐらいたった

      上記の記事から約3年。なぜ、2つ記事を書いたのか思い出せないが、たぶん、どっちか、そのまま公開するのはあまり良くないと思ったのだと思う。だから、いったんどっちかを非公開にした記憶がある。でも公開した。 こんなことを言うとあれだが、良く書けている。そまんまの感情や思ったことを書いている。こうやって、そのとき思ったことをちゃんと書いたのは良かったと思う。 この記事を書いてから1年ぐらいたって、彼と一緒にシェアハウスしてた友人から彼のことを聞いた。 せっかくの元旦の飲み会で居

      • 腕の傷の室内灯に照らされて帰り際に君の腕を撫でる あとで推敲するはず

        • 飲み忘れた薬ポチポチ手のひらにきっと今日も眠れるのだろう

        マガジン

        • 桃がどのように流れていくのかという実験
          3本

        記事

          のーとさいかい

          のーとさいかい

          友人が亡くなった

          友人が亡くなった。 自殺だった。 高校の同級生で、同じ吹奏楽部。亡くなったのは1ヶ月前だったのだけど、色々な都合で手を合わせることができず、今日、家に伺いようやく手を合わせることができた。行けば、実感が出てくるものかと思ったけれども、実感はわかなくて、本当に死んだの?って感じだった。 でも、色々な話を聞いて、喋って、泣きながらも思い出話になって、少しすっきりした気分だ。 あんなに明るかったのに、信じられない。でも自殺する人はみんなに明るく振る舞って居る人が多いらしく、

          友人が亡くなった

          友人の自殺に寄せて

          先日とても悲しいことがあり、うまく整理はできると思うけれども、うまく整理したまんまでいいのか分からない。それは整理できてないということかと。 こういうのは、ちゃんと悲しんだほうがいいのだけれども、その機会がなく、なんとももどかしい。 バスクラリネットとは高校の青春そのもので、また、その時間で出会った仲間はかけがえのない存在だと、この機会にあらためて考えさせられた。でも、時間が経つに連れそれぞれ離れ離れになり、ふとしたときに、声をかけられなくなる。仕方がないことなのだけれど

          友人の自殺に寄せて

          日曜の夜の静けさ耳鳴りの虫右往左往まだ落ち着かない #短歌

          日曜の夜の静けさ耳鳴りの虫右往左往まだ落ち着かない #短歌

          Tシャツの憂鬱の匂い取れなくて眠れない夜のとても苦しい #短歌

          Tシャツの憂鬱の匂い取れなくて眠れない夜のとても苦しい #短歌

          大雨の音の窓叩く台風の前線南西より覚悟せよ #短歌

          大雨の音の窓叩く台風の前線南西より覚悟せよ #短歌

          石田純一さんの「移動の自由」と人権について

          石田純一さんの人権問題は「表情の自由」と「移動の自由」のせめぎ合いだ。 以下記事のこの人権に対する解説はなかなか珠玉だ。 他人の人権と衝突してはダメ ただし人権は無制限ではない。なぜなら他人の人権と衝突することがあるから。これを知らない人が意外に多くてびっくりする。 例えば「表現の自由」も、それが他人を傷つけたらダメ。 「移動の自由」も、コロナウイルス感染しているのに好き勝手に移動してウイルスをばらまくと他人の健康な生活を脅かすのでダメ。 人が生まれながらに持つ『

          石田純一さんの「移動の自由」と人権について

          マスク姿の国民ぞわぞわうごめいて満員電車はこの世の終わり/令和2年3月1日締め切り分の原稿

          液晶の文字は矢のごとく目を突く定時の頃には瞼の重し 甥っ子に会うための旅を取りやめる返金されないキャンセルボタン 一番にお世話になつた人なのに突然退職我は昇格 聖域は雑木林の秘密基地まるで子どもの遊び場みたい 久高島は人の優しき神の島おじぃのあいさつ挨拶おじぃに 出港の港間違へる全力で久高の集落走り抜けたり マスク姿の国民ぞわぞわうごめいて満員電車はこの世の終わり けだしくもものくさきこと物書きの筆の折れぬのは締切ゆゑに 消毒の液の冷たさよ手のひらの細菌ど

          マスク姿の国民ぞわぞわうごめいて満員電車はこの世の終わり/令和2年3月1日締め切り分の原稿

          ますのさんがマスク短歌を募集してた。あいにくマスク短歌はの結社に投稿した。

          ますのさんがマスク短歌を募集してた。あいにくマスク短歌はの結社に投稿した。

          缶詰部屋

          令和元年の国民文学掲載歌よりピックアップ

          モルヒネの数倍らしい口づけで痛みを奪ふ大丈夫だよ 国民文学では国民文学年間歌集というのがあり、会員が1年に掲載された歌から10首を選び年間歌集に載せる。 とりあえず、掲載歌72首(6首×12月)から33首をピックアップ。あれ、全然絞り切れてない。 今回テーマを考えようと思い、沖縄ついて3首、アニメついて3首、日常で写実が優れている歌を4首選ぼうかと考えている。 1月 38 モルヒネの数倍らしい口づけで痛みを奪ふ大丈夫だよ 月一のあの日の我に出会ふたび笑ひてしまふ結社

          令和元年の国民文学掲載歌よりピックアップ

          少年院、少年院と就労支援、沖縄のヤンキーのことを知りたい、知った。そして、グラフィックレコーディング

          昨日「社会から隔離された少年たち」という講演会に参加しました。 第569回「社会から隔絶された少年たちーどんな状況にあっても立ち直りができる社会とするためにー」 http://www.okinawa-u.ac.jp/chiken/ex_lecture/17222 以下グラフィックレコーディングを参考に文字起こしというか要点おこしをしてみました。 スマホで3時間かかってしまいました。パソコンがよかったかなぁとおもいながらも。とりま、作業の流れをとめたくなかったので、ス

          少年院、少年院と就労支援、沖縄のヤンキーのことを知りたい、知った。そして、グラフィックレコーディング