見出し画像

DesignThinkingでメタバース街づくりproject:多様な体感の話#2

「DesignThinkingでメタバース街を創るプロジェクト #0.01」という記事が、つい最近投稿したにもかかわらず、自分自身で過去に投稿した記事の中ではビューが1位になったので、やはり、本格的に、「DesignThinkingでメタバース街を創るプロジェクト」の記事を書きはじめようと思います。
が、その前に、今回のプロジェクトにおいても、活用できる「多様極まりない」経験を、会社勤め時代のものについては、当たり障りのない範囲で、イメージとか雰囲気のレベルで記事にして書いていこうと思います。

前回の記事では、スタンフォード大学に2年(1992-1994)客員研究員として滞在して、今で言うDesignThinking、当時で言うプロトタイピングの考えに出会った話までをした。

日本に帰国後の話となるわけであるが、1995年と言えば、Windows95が発売され、ウェブブラウザ―なるもので見るHPは、今から考えるほど、驚くほど遅いもので、今はなき Sun(名称は、Stanford University Network の略だと聞いていたが・・・)マイクロシステムズのワークステーション(驚くほど高価で、日本では、伊藤忠テクノサイエンスさんが代理店になっていた)
で見ても、静止画ですら、じわじわしか見えてこない・・・

失われた30年とか言うけれども、30年での技術の進歩は、驚くべきものがある・・・

ストリーミングや動画を双方向で見るZOOMなんてありえない時代・・・

そんな時代のキーワードは、パロアルトにあるゼロックスPARCから
発信された「ユビキタス」という言葉、この研究所で試作された
リサと言うコンピュータに、マッキントッシュやWindows95で使われた
ユーザインターフェースが実装されていたらしく、それを、スティーブジョブズとビルゲーツが一緒に見ていて、真似たというのだから、凄すぎる・・・

「ユビキタス」と言う言葉を検索してみると:

ユビキタスとは - コトバンク (kotobank.jp)

というのが出てきたりする・・・

1988年に、米ゼロックス・パロアルト研究所のマーク・ワイザーが提唱した概念。1台の大型コンピューターを複数のユーザーが使う時代から1台のパーソナル・コンピューターを1人で使う時代になり、それに続くコンピューターの利用形態として考察された。モバイル・コンピューティングも、ユビキタスの一側面である。ネットカフェのような施設にあるパソコンや、キオスク型の情報端末のような「公衆コンピューター」を使い、端末を問わずに各種サービスや自分のデータにアクセスできること、高度なコンピューターを内蔵した家電製品や無線ICタグの付いた製品が交信して協調動作するなど、「1人がたくさんの(膨大な)、様々な形態のコンピューターを利用している状態」がユビキタスである。その実現には、技術だけでなく、制度などの社会システムや利用者の意識も変革が求められる。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

とある・・・

やはり、ゼロックスPARCだったのだ・・・

日本では「いつでもどこでも」という言葉が、
ユビキタスに対応する言葉として、合言葉のように
使われはじめる・・・

今なら、当たり前の話であり、時間距離ゼロの時代になっているわけだが1995年あたりだと、コンピュータの処理速度は恐ろしく遅く
冷蔵庫や洗濯機にまで、コンピュータが組み込まれるなんて
まだまだ想像の世界だったわけで、
「ユビキタス」や「いつでもどこでも」を合言葉に、
軍事用や学術研究用のネットワークであった「インターネット」
もっと言えばIP(=インターネット・プロトコール)を使った
ビジネスが爆発的に拡大する。

わかりやすい例が、本のオンデマンド印刷の会社として
立ち上げられた「アマゾン」で、今やなんでも買えてしまう・・・

EC(エレクトリック・コマース)などという言葉は
小学生でも知っているのだろうが、それが、インターネットという
得体の知れない世界規模のネットワークを商業目的に
使うことに成功した結果であることは、多分、知らない人も多いであろう・・・

データマイニングや人工知能と違って、「メタバース」という言葉が
言うところの「仮想の社会」が社会や経済の中心にあって、それに、リアルな社会や経済がリンクされているという世界は
これまでの技術の流れを考えると、確実にやってくるような気がする・・・

私自身も、コロナになって、アバター(分身)ロボットが活躍している
という話を聞いて、次はそれかと思っていたが、考えてみると
「パーフェクトにバーチャルな社会や経済」が中心で、リアルな社会や経済がそれにリンクするというのであれば、学校も会社もお役所も、バーチャルなものが、軸になるのであれば、アバター(分身)と言っても、バーチャルなもので十分なわけで、リアルなアバター(分身)ロボットなど
いらないということになる????

音楽配信のためのデバイスを、毎年ラスベガスで開催されていた
コムデックスという展示会で、ソニーの出井さんが見せたのが
失敗だっという話を、何かの番組で見たことがあるような・・・

問題は、デバイスではなく、アイチューンの方だと
気づいたスティーブジョブズが、アイチューンとiPODをセットで
販売することに成功するわけで、そこからの話は誰も知っていることで・・・

アイチューンは、いつしか、iフォンに組み込まれてしまい
もっと言うなら、デジカメが単体のデバイスで存在していた時期があったことを知る人も少なくなってきているのでは???

というような、「ドッグイヤー」というようなスピードで
技術の発明ではなくイノベーションが進んでいくわけで
それは、誰も知っていることかと・・・

そういう、信じられない流れの中で、音楽配信どころか
映像配信も当たり前になり、ZOOMやスカイプで
ビデオコンファレンス(テレビ会議)をすることを
誰も不思議とは思わない・・・

そんな、インフラやアプリケーションが驚くべきスピードで
進む中で、いったん死んでしまっていた「2ndライフ」みたいなものが
今「メタバース」という新しいキーワードで、全く違った価値観のもとで
よみがえろうとしている・・・

VR=>AR(わかりやすく言えばポケモンGO)=>メタバース???
という新しい流れが物凄い勢いで動き出しているのだろう・・・

さて、本題に戻って、活かされ経験について考えて見れば
そのような、信じられないスピードで目まぐるしく
生まれては消えていくデバイスを横目で見ながら、
何をすればいいのか????
考えたところで、商品企画を製品にするのには
普通にやれば2年もかかってしまう組織の中では
つまるところ、何もできないまま・・・

価格競争になれば、台湾や中国や韓国に勝てるはずもなく・・・

今思うと、かつてのラジオや録音機やテレビやオーディオや・・・
というデバイスのレベルで、何が売れるのか?(世の中に受け入れられるのか?)と考えていたことが、間違いのもとだったのかもしれない・・・

ということから、考えれば、「メタバース」という
「新たな社会のあり方」を、DesignThinkingで考えていくということが
重要なのかもしれない・・・

会社勤めをやめて、「教える仕事」にかかわるようになって
学校や塾や予備校が何をしているのか?何をしてきたのか?
現場のレベルで垣間見る機会にめぐり合い、万の単位での
「不登校」が存在することも体感できた・・・
残念ながら・・・

10年前にスカイプを使ってはじめたオンライン授業は
コロナの時代になって、当たり前のものになった・・・

「ビデオレンタル」のお店は、たぶん、激減しているのだろう・・・
実際、足を運ぶことがないので、わからないが・・・

音楽であれ映像であれ、配信で事足りてしまう世界になっている・・・

ほんの、数年のことだ・・・

結局、デバイスにこだわって、
そこから出発する時代は終わったのだろう・・・

個人的には、1992-1994年にスタフォード大学に滞在した後、
2003-2007年の5年、通信のメッカであるヨーロッパに滞在する機会を
もらうことになる・・・

欧米というけれども、アメリカの文化とヨーロッパの文化は
似ているけれども、微妙に違う・・・

そして、3か月に一度のペースで、5年間、日本とヨーロッパ
途中から、日本と欧米をいったりきたりすることで
日本という国は、欧米から見れば、特異点みたいな国であり
そこでの感覚で、今起きようとしている変化

「バーチャルが社会(学校・会社・お役所・・・)の軸になり」
リアルな社会が、それにリンクされる

ということに対して、欧米がどういう動きをしていくのか?
しっかり見ておく必要があるのかもしれない・・・

アメリカ2年・ヨーロッパ5年滞在の経験で得られた見方が
もしかしたら、活用できるのかもしれない・・・

気が付けば、4000文字にせまっていた。
この体感したことをお話するシリーズは、
今回で終わりにして、

冒頭でも書いたように

本格的に、「DesignThinkingでメタバース街を創るプロジェクト」の記事を書きはじめようと思う。次は、0.02・・・

時に、フィクションは、ノンフィクションよりもドラマチックである・・・

1回め続き、最終回もイギリスの小さな素敵な街 マーロウの記事を検索:

マーロウ〜テムズのほとりの小さな町 イギリス/ロンドン特派員ブログ | 地球の歩き方 (arukikata.co.jp)

マクドナルド コンプリート アングラー (Macdonald Compleat Angler) -マーロー-【 2022年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー (tripadvisor.jp)

Restaurants in Marlow | Macdonald Compleat Angler (macdonaldhotels.co.uk)

Guest Information Marlow | Macdonald Compleat Angler (macdonaldhotels.co.uk)



HIGGINSON PARK - 2022 What to Know BEFORE You Go (Marlow) (tripadvisor.co.uk)


ホテルの隣の公園が、実にゆったりしていて、気持ちがいい・・・
イギリスのメタバース街が、是非とも、もう一度行ってみたい・・・
リアルな旅でもおすすめです!!!

ホテルは、ホテルチェーンに買収されてしまったみたいですが・・・
これも時代の流れ・・・・
中身が変わらないのが、欧米のいいところ・・・

あなただけの月額サブスクを作れる 「note メンバーシップ」 (lp-note.com)

https://www.facebook.com/ahirose333777888/

https://www.linkedin.com/in/atsushi-hirose-edicle/


いいなと思ったら応援しよう!

atsh(広瀬篤嗣)
マナリンク「インタビュー記事」コメント 『早速公開;非常に素敵なインタビューになった』 https://for-teachers.manalink.jp/interview/c7x78zt-sl9 ⇒最短最安での仮想ミュニティー空間プロト製作代行 有料but安価でご提供できます!