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一級建築士製図試験のあれこれ

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資格学校の講師の立場から色々なことを書いていきます。受講に多額のお金が必要なことからモヤモヤする人もいると思います。そんなモヤモヤを少しでも解消する一助になればと思います。
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2024年10月の記事一覧

2024年一級建築士製図試験 本試験課題エスキスと感想

はじめにエスキスと解いてみての雑感、復元図の傾向や合否のポイント(後日追記)になりそうなことなど書いていきたいと思います。 なお、内容は全て個人的見解によるもので特定の資格学校の見解等とは全く関係がないことご承知おきください。 雑感とポイントここ数年で間違いなく一番難しい試験だったと感じました。 R5年は北側斜線という初出の法令があった代わりなのかプラン自体の自由度は高くまとまりやすい傾向にありました。 決して簡単ではなかったもののスパン割や構成に悩む所は少なく、条件

¥4,000

今年もサプライズはあるのか(方位が振れていた時の斜線について)〜2024版

はじめに毎年書いている記事を今年の内容を踏まえて書き直したものになります。 前半はほとんど例年と同じ内容ですが有料部分を少し改変しています。 講義で触れていない内容についてここ数年斜面地の課題のポイントを書いていましたが今年は斜面地課題の実施があったので新たに「方位が振れていた時の対応(特に斜線)」について、サプライズというより準備としてまとめたいと思います。 エスキスについて一般的な内容を解説している記事とは異なりこの記事の内容は完全に私の個人的な考えです。 土曜日の

¥1,000〜
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