Uber Eats稼働日記 番外編 建物名
UberEats配達員をしていると、いろいろな気づきがあるものです。今回は、建物名についてです。
湾岸エリアのタワーマンションに行った時、どのタワーかわからず、迷子になり警備員さんに尋ねるということがありました。先日も部屋番号を押して応答がないので、アプリの情報を確認するとあれ?〇〇タワーではなく、〇〇タワーレジデンス?外の看板を見て確認して、案内板やらがないか探し、こっちなのね!と道を挟んで別の建物ということがありました。作りが似ている感じなので、同時期に同じ会社で施工されたのでしょう。
同じ名前、多すぎ
それにしても、同じような名前のマンションが多すぎです。「パーク」「ガーデン」「リバー」「ベイ」「サイド」「タワー」「シティ」「ハウス」「レジデンス」「ヒルズ」「テラス」あたりを組み合わせて地名をつけたら、だいたい今っぽいマンション名が出来上がります。あとは「ザ」がつきますね。例えば、「ザ パークサイドシティテラス 岩本町」「ザ ガーデンタワーレジデンス岩本町」ほら?それっぽい。
おそらく施工業者さんが商標をとって同じ名前のマンションを多く建てていたりもするのでしょう。ブランディングです。ただ、言いたいのはですね。配達に困るから紛らわしい名前にしないでくれ、もっと個性的な名前をつけくれ。ということです。ちょっと愚痴っぽくなりました。
今の流行はそのまま名前に?
そのまんまな名前が近年の流行りみたいですね。公園の隣にあるから、パークサイド。川沿いだから、リバーサイド。ちょっとお庭があったりすると「ガーデン」。丘の上にあったら、ヒルズ。ちょっと高級なレジデンス。「タワー」や「テラス」というのは建物の構造由来ですね。「シティ」やら「ハウス」やらは適当につけとけって感じでしょうか。適当とか言うと、不動産関連の方には怒られそうです。ごめんなさい。言葉の綾ってやつです。
建物名が時代を表す。
時代によって変遷するのでしょう。子供の名前ランキングなども時代によって変わります。建物名は変更をしない限りは変わらないタイムカプセルです。そんなに建物名は変わらないですよね。
ひと昔前は「番館」などがありました。「壱番館」「弐番館」とかおそらく、同じオーナーさん、同じ業者なのでしょう。漢字を使うと「粋」な感じもします。あえての「壱」「弐」「参」という漢字の書き方は「大字(だいじ)」と言ってお金でもそうですし、証券などでも使われます。高級感の演出だったのでしょうか?
あとは「ロイヤル」。今はベタベタな高級感演出の名前で最近は敬遠されるのではないでしょうか?「マンション」「アパート」と名称につけるのも今はないでしょう。「ロイヤルマンション」などは全国各地いろんな場所にありそうです。あとは、「メゾン」「カーサ」「ドミール」「コーポ」「ハイツ」なども時代を感じますね。
もっと古そうな名前でいうと「〇〇荘」とか「団地」は歴史を感じます。「荘」については絶滅危惧種ではないでしょうか?最近は「荘」が付く施設は高齢者の介護施設などに多そうです。団地については、私の住む埼玉県草加市では駅名が変わりました。「松原団地駅」が「獨協大学前駅(草加松原)」です。団地という名前は、昭和な印象が強いですね。松原団地は取り壊しが進んでいて、マンションタイプの建物が続々と建っています。これからそういう施設や地域を作るとしてもあえて名付けないという流れになっているのではないかと思います。
建物名に関する気づきでした。昔からある「○○荘」へぜひ配達に行ってみたいものです。
本日から、連休中は配達はしばらくお休みです。来週は本業のほうもちょっと忙しくなってきましたので、稼働率が落ちるかもしれませんが、引き続きUber Eats稼働日記よろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございます。