Uber Eatsに登録してわかったこと。
note初投稿となります。「スキ」でもつけていただければ励みになります。よろしくお願いします。
私はフリーランスのグラフィックデザイナーをしています。仕事の中心はWEBデザインやUIのデザイン、映像の仕事も行なっております。フリーランスで働いている方であれば、共感いただけるとも思いますが待ち時間やら空き時間ができることも多いのです。ただ、もちろんのこと本業はしっかりと対応しなければなりません。急な仕事が飛び込んでくることもありますし、修正の対応もしなければなりません。そんな時間の有効活用がないものかどうかということで、物は試しでUber Eatsに登録してみました。
細かいことを延々と書くことになりそうなので、先に気づいたことを要点だけ。
なによりもスピーディー!
登録5分。サポートセンターに行って(待ち時間にアプリに振込先の登録やらなんやら)30分ほどの説明を受けカバンを受け取って仕事を始められるのは、なによりもスピード感が段違いにすごい。しかも入金サイクルは週払い!こんなことをやられたら、他のアルバイトなんて駆逐されるのではないかと思ってしまう。
基本的な事はアプリで完結!
基本的な流れは、スマホの表示にしたがってこなせば問題なしです。
アプリを立ち上げ「出発をタップ」→「依頼をタップ」→「表示された番号を伝えて荷物を受け取りチェック、スワイプ」→「お客様にお届けし完了をスワイプ」
基本動作は、タップ、チェック、スワイプで済みます。
わかりやすく単純なUIです。
ほぼ、地図アプリで必要な情報は画面下部をタップすることで表示。自分のアイコンをタップすることで、過去の配達の詳細、売上なども簡単に見ることができますし、振込先口座などの登録情報も確認できます。アプリで仕事に必要なことは解決です。
コミュ障でも安心!
さて、アプリでほぼほぼ完結してしまうので、関わる人は、受取先の方、お届け先のお客様のみ。「UberEatsです。(お荷物承りました。お届けにあがりましたとかは常識の範囲として)」あとはお店の方に番号を伝える程度です。コミュ障の人でもなんとかなります。おそらく。(度合いにもよりますが)
上司も同僚もいないということ
上司も同僚もいない、人間関係はほぼゼロです。スマホの指示で動くということを新しいと感じるか、ある種のデストピア(そのうちAIの指示で人が動くぞ!的な)を感じるかは人それぞれとして、この道であってるのかな?とかこの建物でいいのかな?なんてことは自己解決です。相談する相手がいないので、大抵のことは「Google先生、よろしく!」です。それでも困ったらお届け先のお客様にチャットや音声通話で相談ができます。あとはもらった冊子を読む。さらにそれでも困ったら(事故や不測の事態は)サポートですね。現状、密な人間関係は必要ないですが、最終的には人です。
同じ仕組みを他の事に使うすごさ!
これは、アプリとかサービスの開発視点のお話。なんだか、アプリの文言がところどころ「乗車」とか「ドライバー」とかになってて、ピンときたのですが、もしかして、Uber TAXIをベースにしてる?Uber TAXIの仕組みをちょっと変更しただけなのではないか?と。つまり、「タクシーに乗りたいお客様」=「飲食店」であり、「行き先」=「ご注文のお客様」、「タクシー」=「配達者」なのではないかと。「Uber TAXI」=「Uber Eats」なのです。タクシーの配車アプリと同じことをしているわけです。一つの仕組みを違うことに使うという発想はなかなか出てこないものです。
くれぐれも安全運転を!
安全運転を心がけるのは当たり前のことですが、万が一の時の保証のお話。UberEatsの保証は配達中です。対人、対物です。と説明を受けました。ちゃんと伝えてるし、言われてるんだけど「自分に保険はつかないし、ピックアップに向かってるときは配達中じゃないし、疲労困憊で帰る時も配達中ではないです。」ってこと。業務委託だからUberは知らないよ〜的な話です。ただ、ちょっと改善があったようで、ニュース記事を。
Uber Eats、事故に遭った配達員に「見舞金」 「労災保険ない」反発の声に対応
いずれにしても、配達中のみですので、ピックアップに向かう際や、帰宅する際は気をつけましょう。自転車で継続して仕事をする場合は自分で保険に加入するべきですね。
また、個人事業主としての仕事になりますので、確定申告が必要です。源泉徴収されません。
注意事項は説明でもらった冊子「配達パートナーガイド」に記載されていますので、必ず、一読するべきだと思いました。冊子もアプリに含めればいいのにと思っちゃうんだけど、わざわざ別にするの理由は、なんかあるのかな?
登録からお試し?ぶっつけ本番!1日目
私はPCのブラウザから登録しました。E-メールアドレスの登録、電話番号の登録、身分証明証、顔写真の登録など。配送手段の選択。私の場合は自転車です。所要時間5分とかからず。
登録が済むと、サポートセンターに来るようにうながされます。そのまま、サポートセンターへ。(私の場合は秋葉原Uber Eats パートナーセンターが最寄りでした。事務所から徒歩5分!近い!)
サポートセンターに到着。
ビルのエレベーターで若者4人と乗り合わせて、すべてUber Eatsの登録のために訪れた人です。私の前に4,5名の方が説明を受けていました。その後も続々と人がやってきます。(あとで気づいたのですがUberのタクシーの方も説明を受けていたようです。)配達の仕事を希望している人が多いのは間違いないですね。受付で、名前、電話番号を伝えて、小冊子と、規約のプリントのようなものを渡され、説明を待ちます。その間に、アプリをダウンロードしていない人はダウンロードを。振込口座の登録をするように伝えられます。
数分の待ち時間の後、説明を受けます。アプリの使い方や保証の範囲、注意点など30分ほど。現金払いのためのクレジットカードもしくはデビットカードの登録もおこないました。数日後には有効になりますからご注意くださいとのこと。アプリを有効化してもらい、動作チェック。
(※秋葉原のサポートセンターは12:00〜なのでご注意を。駐車、駐輪スペースもなかったので、事前に確認をお勧めします。)
Uber Eatsのカバンを渡され終了。
カバンはデポジットで4000円返却時に帰ってくるようです。4000円は売り上げが1000円以上ある週に4週に分けて1000円づつ引かれます。
一度、事務所に到着後、カバンを組み立てます。板を両サイド、上に入れ込み、仕切り板を装着して完了。簡単です。でかい!このデカさが後々の失敗につながります。
さて、いよいよ出発です。
ここまで、1時間かかっていません。現在の時刻15:00。ピークタイムを外した時間でお試しにはいいタイミング。ぶっつけ本番です。説明を受けたとはいえ、出発して大丈夫なんだろうか?などと不安を感じながらアプリの出発をタップ。(自分の性格上、今日やらないときっと明日もやらないであろう。ここはやる気を振り絞るべきところ。)千代田区岩本町をスタートです。
あ、押しちゃった。
早速、配送依頼が。
あれ、受けちゃったみたい。よく見ないで受けてしまいました。
(なにぶん、初なので、不慣れです。が、このUIはタップではなく横スワイプにするべきだろう!と思うのです。)
門前仲町です。遠い。
受けてしまったものはしょうがないので、門前仲町まで受け取りに向かいます。
15:20頃 門前仲町のお店に到着。
「Uber Eatsです。受け取りに伺いました。」
アプリを見せ、番号を確認。(本来は番号を口頭で伝えるが正解です。アプリの画面を見せてしまいました。)受け取りをスワイプして、受け取った商品をカバンに詰めて配送スタートです。
15:35頃 個人のお宅に配送到着
「Uber Eatsです。お届けに来ました。」
商品をお渡しし、アプリのお渡し完了をスワイプして完了です。
さて、1件目の金額は454円。
配達完了で、金額が即表示されます。
ちなみに配送時間は13分15秒。距離1.53kmです。
ふむふむ、仕事の流れはわかったぞ!1件こなせばわかるものです。
続いて2件目
15:40頃 さて、再度、出発をタップして
おっと、すぐ配送依頼。
最初の失敗も踏まえて、場所を確認。
新富町付近だな。近い!
ピックアップに向かいます。
「Uber Eatsです。受け取りに伺いました。」
「番号を教えてください。」
「(番号を口頭で伝える。)」(これが正しい。)
配送スタートです。
ここで大失敗
16:05頃 茅場町付近の配達先まで到着。
お客様を前にカバンの中身をみると、味噌汁がこぼれている!大失敗です。そう、Uberのカバンはデカイのです。仕切り板があるとはいえ、個人のお客様向けのお料理ではスッカスカ。お客様には「いいよ、大丈夫」と言っていただき事なきを得ましたが、頭を下げて「申し訳ございません」と謝罪です。汁物には要注意です。(正しくはサポートセンターに連絡です。気をつけましょう。)
後に、WEBからいろいろと情報を得たのですが、仕切り板もうまく活用しつつ荷崩れ防止のため、タオルなどを詰めてカバンのスペースを埋めるというのが正解です。
2件目の金額は482円。配送時間は14分27秒。走行距離1.82km。
無理はしない。
1時間自転車に乗るだけでも、普段はデスクワークですからなかなか疲労困憊です。無理は禁物です。
1日目の配送2件、オンライン時間(最初に出発してから、2件目配送終了までの時間)1時間7分。
売り上げ937円。
配達に不慣れな事、1件目で遠いところでのピックアップを受けてしまった事などもふまえ、まずまずな金額ではないでしょうか。
今後、道をおぼえる、ピックアップする地域を絞るなどしていけば、調子がよければ、時給1500円くらい見込める!のでは?
あと、大事なことを。これ、続けると絶対痩せる。