認定NPO法人 軽井沢a-trust

長野県軽井沢町で、ナショナルトラスト活動を行っています。 軽井沢町は別荘文化で有名で、…

認定NPO法人 軽井沢a-trust

長野県軽井沢町で、ナショナルトラスト活動を行っています。 軽井沢町は別荘文化で有名で、それは愛宕山の裾野に広がってきました。 その愛宕山に残る大自然を乱開発から守ろうと思い、略称a-trustというNPOを立ち上げ、4.3haの森を取得し維持と環境保護普及啓発活動をしています。

最近の記事

コロナ・ウイルスから人類への手紙

地球は話しました。でもあなたは聞かなかった。 地球は叫びました。でもあなたは耳を塞いだ。 そして、私は生まれました…。 私はあなたを罰するために生まれたのではありません…。 私はあなたの目を覚ますために生まれたのです…。 地球は助けを求めて叫びました…。 大洪水でもあなたは聞かなかった。 燃え盛る火事でもあなたは聞かなかった。 猛烈なハリケーンでもあなたは聞かなかった。 恐ろしい竜巻でもあなたは聞かなかった。 汚染した水により海の生き物が死んで行く。 警鐘を鳴らして氷山は溶け

    • 「マザーツリー」と愛宕山

      『マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険』 スザンヌ・シマード 三木直子訳 ダイヤモンド社 Finding the Mother Tree ~ Uncovering the Wisdom and intelligence of the Forest 2021 評者 清川鉉徳  「常識」か「直観」か。  本書にはいろいろな読み方があると思いますが、読後に評者の頭に浮かんだのは、この問いかけでした。  本書で示される「植樹(森の再生)における常識」とは、例えば

      • 噺の中の愛宕山

        著者 清川鉉徳  いわゆる古典落語の演目の中には、もともとが関西(上方)の噺を関東(東京)に移したというものが結構沢山あります。  この季節でいえば、「うどんや」(上方だと「風邪うどん」)なんかがそうですが、「愛宕山」という演題もまさにこれに当たります。  人間国宝故桂米朝師匠によりますと、「東京でも故桂文楽師の名演がございましたが、これは三代目円馬師が東京へ移したもので、元来は上方噺です」(「桂米朝コレクション1四季折々」)とのこと。  ただこの噺が面白いのは、設定

        • デンマークのオーデイオメーカー Bang & Olufsen の協賛を得て制作したCD And We Met

          著者 加藤正文 「森も音楽も神様の贈り物」を具体的に表現したいと願い音楽CDを作りました。スウエーデン在住のベーシスト森泰人さん撮影のスエーデンの森と軽井沢の森はとても良く似ているのには驚かされました。山口泰一郎さんは軽井沢も拠点にしている名JAZZピアニストです。and we metは森と山の名演奏と高い評価をいただいています。 著者 加藤正文

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          森も音楽も神様からの贈り物

          著者 加藤正文 ・カノンが心地よい訳パッヘルベルのカノンという曲と森の神秘 ヨハン・パッヘルベル(1653年-1706年)はバロック中期における最も重要な作曲家の一人である。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)正式名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」なぜカノンが人々に愛されるのかについて、諸説ふんぷんとしていますが、私はコード並びはカノン進行として有名なC→G→Am→Em→F→C→F→Gですが、ベースノートが結果と

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          魔法の森のお話し

          著者 加藤正文 ・隠れたるパワースポット愛宕山の森愛宕山てっぺんの森は、不思議な癒しの力や人を元気にする力があると思っています。私の実感でもあり、多くの訪問者の感想でもあります。 また、森の中にあるクラブハウスでオフィスワークをすると凄くはかどると言われる方もいます。 愛宕山てっぺんの森は、まさに魔法の森Forè Anchanteなのです。 隠れたるパワースポットと言えるかもしれません。 都会の喧騒を逃れて訪れた方々が、森の中を歩き不思議とみんな元気を取り戻し、再び都会

          シラカバ林の復元

          著者 加藤正文 シラカバの種子から苗を作り、植林するプロジェクトをスタート・クラブハウス周辺に残ったシラカバ林 ・間伐によって甦ったフシグロセンノウ ・シラカバ倒木を嘆いているかのようなニホンカモシカ ・シラカバの種子 ・ドローンによるシラカバ復元ゾーンの空撮モニタリング

          プロテニスプレーヤー「ダニエル太郎」さんがa-trust のアンバサダーに就任

          著者 加藤正文 ダニエル太郎さんがa-trust のアンバサダーに就任 昨年の全豪オープンでマレーに勝ったダニエル太郎さんが日本の拠点として軽井沢に別荘を建てられました。そしてa-trust の活動に共感してくださりアンバサダーに就任しました。 全豪オープン出場後、ポーランドとのデビスカップ戦出場のため来日し、間隙をぬって2023年1月23日愛宕山の森に来訪されました。 愛宕山には、イノシシ太郎とムササビ太郎と命名された動物たちが住んでいて、ダニエル太郎さんは3人目の太郎

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          愛宕山てっぺんの森を守る会  キックオフ

          著者 加藤正文 キックオフ mtgを開き活動開始多くの仲間にお集まり頂きました。押金洋仁さん(当時町議会議員)西 千穂さん(当時町議会議員)も参加してくださいました。加藤芳太郎さんは、その後、薪を作り町民に無料配布するプロジェクトを立ち上げられました。愛宕山の倒木や間伐材も薪として活用していただいています。 ファンドレイジングParty a-trust 千葉副理事長率いるプロ顔負けのコーラスグループ「クラッパーズ」によるアトラクションによってファンドレイジングParty

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          シジュウカラは15万匹の毛虫を食べる 

          著者 加藤正文 シジュウカラは年間15万匹の毛虫を食べるとのことです。金銭換算すると1000万円強になりますから森の維持管理に大いに貢献してくれていると思います。 ⚫︎毛虫退治の金銭換算についての補足説明 前提 ・1日当たり人件費:7000円 ・1人1日当たりの退治数:100匹 ・年間にシジュウカラが食べる毛虫数:15万匹 計算結果 ・15万匹/100匹 X 7000円=10,500,000円

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          軽井沢は日本三大野鳥生息地  

          著者 加藤正文 ・取り戻そう笑顔と自然と野鳥のコーラス軽井沢は野鳥の宝庫として全国的にも有名で、日本三大探鳥地(軽井沢・奥日光・富士山麓)のうちの一つに数えられているのですが、かつて野鳥のコーラスとも言われた鳥の声が聞かれなくなっています。 a-trustは地球環境基金の助成金を得て、「取り戻そう笑顔と自然と野鳥のコーラス」とのスローガンを掲げ、森に巣箱を設置しました。Tree+ingインストラクターを招いて木登りイベントと巣箱設置イベントを同時開催しました。その結果、コー

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          生態系ピラミッドの話し

          著者 加藤正文 ・当初描いた生態系ピラミッド軽井沢町補助金みなまちサポートによって行った愛宕山てっぺんの森の植生調査結果を踏まえて生態系ピラミッドを描きました。 ・斬新なデザインの生態系ピラミッド「愛宕山動植物図鑑」 その後、同じ軽井沢町のみなまちサポートをいただき、初期の生態系ピラミッドを基に、「愛宕山動植物図鑑」と名づけた斬新なデザインの生態系ピラミッドを印刷物として世に出しました。 ダニ博士青木淳一横浜国大名誉教授の指導の下で100種類以上のササラダニを採取し、そ

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