夜半あとらむ

ほぼ毎日更新を目標に日記を書くことにしたものの書くことを忘れるなどしています。

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最近の記事

やりたいことはなんでも(24/11/12)

実は昨日、とあるバイクが納車された。 ホンダVFR750Rまたの名を"RC30"と言われるバイク。 このバイクがどれだけ希少で高価だとか僕が語るのは無粋な気もするので、気になった方は調べてみてね。 僕にとって憧れの1台、RVF400に乗り出してから、いや、その前からずっと気になっていたやつ。何年かけてお金を貯めようとか、その頃にまだ手に入れることができるだろうかとか、いろいろ考えたけど、そこにある時に買うのがいちばん安いよなって思ってお迎えした。 思いがけずというか考えてみ

    • 月を見上げた時(24/11/10)

      そう、今日は月が綺麗だ。 白く輝いていて、それは、なんというか"白銀"というのはこういう色を指しているのだろうね。 きらきらとしていて、その、影の部分が薄ら暗くて、だけど、夜の暗さとは違う。なんにもない暗さじゃない。見えないけど知っている、そこにある月の姿を。 そう、月を見上げた時。 そんな白い輝きのことを考えるのは、真っ先に思い浮かぶその人のことを考えるよりずっと後。その人はきっと、うん。その人もきっと、月が綺麗だって思うはず、だから。 だからね、「月は好きですか?」なんて

      • 目が冴えてしまったので(24/10/24)

        なんとなく目が冴えてしまった。これを書いているのは午前3時。眠ったのは午後11時。起きたのは2時くらいである。実に3時間の睡眠。 ここで朝まで(7時くらい?)折り返しとも言える時間なのだが、二度寝もせずスパっと起きてしまうのが僕だ。特に隠しているわけでもないので言っておくと、僕は後天的なショートスリーパー体質で、3時間も寝ればその日は元気いっぱいに活動できる。30分〜1時間の睡眠でも寝不足フラフラなんてことは全くなくて、頭や身体の再起動にかける時間が本当に短い。……というのに

        • "美味いもの"は思い出ありき(24/10/15)

          随分と久しぶりの日記となる。というか、それだけの期間、それはそれは大変すぎる出来事が嵐のようにやってきていたのだ。 8月というと、まずは共通の推しをもつ友だちと岐阜のコンカフェに行って、イベントを楽しんだ。8月末は東京まで行って推しの2度目のリアルライブを観て、やっぱり僕はこのために生きているんだなァなんて思った。 9月、は本当にやばかった。精神的にかなり追い詰められた。こういうことを言うのもアレだけど、特別な関係といっても紙切れ1枚で契約を交わしただけに過ぎず、所詮は他人だ

          嫉妬(24/8/5)

          ある人が言ってくれた。「好きなだけ嫉妬しな。本気でかかってこい」と。 自分が持っている才能の中で、ただひとつ自分が好いている才能。もっとも自然に使える、使いたくなる才能。 大好きな人が歩む道を辿って、見たことのない世界を自分の世界に置いて、散りばめられていくことは幸せだ。もっと試してみたくなる。届けたくなる。そんなただひとつ。 その人の物語は僕の世界であまりにリアルで、知りすぎているほどなのに、僕ひとりでは絶対に辿り着けない場所にいた。僕がやりたかったこと、できなかったこと、

          雨宿り(24/7/25)

          「きみは、雨、きらい?」 午後6時。降りしきる雨が夏の蒸し暑さを洗い流すようだった。こんな雨だから、学校に残ってもやることなんてなくて、だからみんな帰ってしまって、この教室は窓際の席を挟んでふたり、君と僕だけがいる。 どうして、と聞き返す僕に「だって、つまらなさそうな表情をしてたから」って君が言った。そんなことないんだけどな。バケツをひっくり返したような雨も、窓が割れるんじゃないかと思うような雷も、大好きなんだ。ただ、そこに飛び出して行きたいのを我慢して眺めているだけなのが退

          音楽、それは物語として。(24/7/19)

          音楽とは何かを語れるほどの言葉は持ち合わせちゃいない。 僕の人生に、音楽は離せない存在となっている。音楽を"する"ことも"受け取る"ことも。その瞬間にしかない音楽と、その情景というものが、想い出を形にする。音楽、それは物語として存在している。その瞬間の音楽があるまでの物語。その瞬間の音楽のあとの物語。終わりを迎えたり、途切れたりしては、別の物語につながっていく。 かつて大嫌いだった物語が、いつかは救われることもある。僕が嫌いになった音楽を、誰かの音楽が変えてくれる。愛せるよう

          音楽、それは物語として。(24/7/19)

          繰り返されるべき特別な行為(24/7/18)

          日常で習慣となっている行為。ただ生きるためには必要のないだって、ある。理解されないことも、ある。なぜ、それをするのかと問われて、そんな話をしたところで仕方がない。そういうことも、ある。僕は煙草を吸う。君は言う。「どうして」と。やめたら?という気持ちをたっぷり込めたその問いに、何を返しても"正解じゃない"。だって、正義は君の側にあるんだ。 この煙草の銘柄はね、スタンレーっていうところの、オレンジ味なんだ。自分で巻いてるんだよ。大切な友達が吸っていてね。離れててもその人のこと思

          繰り返されるべき特別な行為(24/7/18)

          言葉を尽くす、ということ(24/7/16)

          目が見えなくなったら?声が出せなくなったら?味が、匂いがわからなくなったら?何も聞こえなくなったら?僕はどうすればいい。どうやって大切な人の言葉を受け取る?どうやって気持ちを伝える? 言葉というものは、なんというか頼りない。形がない。人との関係もそう。形がない。形がないものを大切に大切に抱きしめて、信じて、尽くして生きようとしている。不器用だな、みっともないな、と思うことはあるけれど。価値なんていう恣意的でぼんやりしたもので順位を決めるなら、それがいちばんにやってくる。だから

          言葉を尽くす、ということ(24/7/16)

          ひとつの可能性について(24/7/11)

          生きて、やがて、死ぬ。 それまでの間をどう過ごすのか問い続けては、できることが増えて、できなくなることが増える。できているうちは「生きて」いて、ひとつふたつ、できなくなることが増える度に、この命は終わりに近づいていくのだと、そんな気がする。 文字を書く訓練を始めた。 スマホやキーボードをぱちぱちやっていると手書きの時に漢字が出てこなくなる、とかそういう意味ではなく、本当に、単純に、細かく手指を動かすという目的でやっている。 なんの因果か、僕の命はよほど死神(神様というものが

          ひとつの可能性について(24/7/11)

          身体に悪いものはおいしい、そして人生観的ななにか(24/6/28)

          なんと単純でわかりやすい言葉だろうか。僕の見解では、"ただし、"と枕詞を置いた上で、誤解を招きそうなこの表現についての大切なことは"それは毒ではない(考え方による)"ということ、そして、もっともっと大切なことは"毒は量(という考え方)"ということだ。要は、糖分は活動する上で必要だけど摂りすぎは身体に悪いよ、みたいなことで。身体に悪くなるラインを超えなきゃいいわけで、それが1kg食っても大丈夫なのか、1g食ったら死ぬのか、みたいな。故に毒は量であり、うっかり摂りすぎて死んじゃう

          身体に悪いものはおいしい、そして人生観的ななにか(24/6/28)

          すっかりサボっていた日記(24/6/27)

          今月は忙しかった。 資格の講習のためにシフトをごちゃごちゃにし、休みをたった2日しかとっていなかったのだ。 で、その休みに何をしていたかというと、僕が世界でいちばん、ぶっちぎりのいちばんに大好きな小宵さん、そして貝と蜃気楼のライブ"劇的なるものら"のために東京まで行っていた。あの夜の感動といったら、どう言葉にすればよいのか。大好きな人の音楽、友だちとの再会、新たな出会い、知らなかった素敵な音楽。ライブ直前までは「これが終わったら死んだっていい、最期の思い出ならそれは至上だ」と

          すっかりサボっていた日記(24/6/27)

          ファンアート小説のあとがき

          この2週間、椎名かいねさんの作品『ひとつなぐものら』のファンアート小説をちまちま書いては小出しにするやつをしてきた。 ↓全話ここから読めるよ。 1万と数千字になる文章で、こんな大作を書いたのも、こんな長期間に渡ってひとつの作品を書いたのも初めてだ。もっと書けることあったなと思いつつ、ひとまず完走できたことで肩の荷が降りたというか、そんな気持ちになっている。 せっかくのあとがきなので、考察っぽいことを出して行こうと思う。 先に、ちょっと語りにくい部分として「そんなに死にたい

          ファンアート小説のあとがき

          「ひとつなぐものら」プレイ前の想い(24/5/6)

          M3で椎名かいねさんが送りだした『ひとつなぐものら』という作品。楽曲にフリーゲーム、それもフルボイス、パッケージはPS2そのもの、みたいな、明らかに価格破壊がおきている。フルプライスの恋愛ゲームで豪華版に楽曲が付くみたいな感じで合ってると思う。パッケージの細部までこだわりを感じ、「ひとつなぐものらパッケージ裏確認部」なるタグまでうまれた。ここまでやってる気がする、というより、もうここまでやってたら心配になるという気持ち。むしろ無いことに安心したまである。が、かいねさんがファン

          「ひとつなぐものら」プレイ前の想い(24/5/6)

          M3行った(24/4/30)

          M3。2年前の秋に初めて行って、今度は3回目だ。 大好きで、大切で、心の拠り所な、推しの作品にこの手で触れられる日。明日を生きるために必要だった頃から変わっちゃいない。持ち帰った後で、指先でそっと、その題目に、創ったその人の名前に触れる。大好きなんだ、あなたがこの世界に送り出してくれた言葉が。僕があなたの世界に触れて、そこが僕の世界になるまで、もう少し。ここまでにどれだけ頑張ってくれたんだろう。その長い長い時間の中で、僕や同胞の存在が、僅かでも支えになれただろうか。 あなた

          M3行った(24/4/30)

          よい言葉を手に入れた、気がする(24/4/24)

          仕事の都合上、技術的というか専門用語として外国語を使うことが増えてきた。とは言っても自分からアウトプットするのではなく、資料を読む上で欠かせないというだけだ。文字を読むことができるだけ。いちばん目にする機会があるのはポルトガル語だ。読んでなんとなく意味が分かる程度で、はっきりわかるのは前後左右上下くらい。書けないし発音もできないけど、文字の流れが美しいなと思う。その時に気になった単語を翻訳にかけて、そこからいろいろな表現を次々に追っていくと、その言葉がどう使い分けられてるとか

          よい言葉を手に入れた、気がする(24/4/24)