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急転直下の出来事、マキロイの政策委員会入り却下

 先日ロリー・マキロイがPGAの政策委員会(ポリシーボード)に復帰するという話を投稿しましたが、あれから二転三転し最終的に制作委員会に再び戻ることはなくなってしまいました。
 ウェブ・シンプソンが委員会に留まることも併せて発表がありました。

 PGAツアーとパシフィック・インベスメント・ファンド(PIF、LIVゴルフの設立母体)との事業統合の話が出てもう1年経とうとしていますが、PGAツアーコミッショナーであるジェイ・モナハンと、PIF会長のヤシール・アル・ルマイヤン会長との会合は数回あったものの進展はなし。
 またルマイヤン会長もタイガー・ウッズ、パトリック・キャントレー、ジョーダン・スピースなどPGAツアー選手理事との会合があったものの、話の深部までには至らなかった経緯があります。
 この間PGAツアー側もストラジック・スポーツ・グループ(SSG)と資本提携を結び「PGAツアーエンタープライズ」を創設し、ツアーの所属選手全員に今までの貢献度に応じた株を与え(選手が株主になる)、8年間PGAツアーに在籍すればその株を売却した際に満額で受け取れる制度を設けました。
 SSGはPIFからの投資に合意はしているものの、PIFの”不透明”さや政治面での不振などもあり、現在も膠着状態が続いています。

 マキロイが政策委員会に入らなかったことで、PGAツアーとLIVゴルフの”冷戦”が、まだまだ続きそうだと考察されます。

(続き)
 タイガーがサウジ側との交渉を、モナハンなどと一緒に席について行うそうです。


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