いよいよ２０２６シーズンから厳しくなる、ＰＧＡツアー（追加）
再来年からＰＧＡツアーの”改革点”を先日投稿しましたが、それに加えてフェデックスカップのポイント配分も若干変更があるようです。
前回のおさらいを含め、来月１８日に行われる政策委員会では以下の事が話し合われます。
The following items will be presented to the Policy Board for a vote on Nov. 18 for implementation for the 2026 season:
・Adjust the maximum number of players in a starting field of an open tournament played on one course from 156 to 144 players, with a reduction to 120 or 132 as required by circumstances such as daylight.
・Change exempt status from top 125 to top 100 in the FedExCup and add a conditional category for finishers 101-125.
・Decrease the number of PGA TOUR cards coming from the Korn Ferry Tour from 30 to 20, maintaining 10 from the DP World Tour and capping Q-School at five.
・Reduce Open Qualifying positions at fields with fewer than 144 players during the FedExCup Regular Season (no changes to the FedExCup Fall).
・Reallocate spots in the field currently used for restricted sponsor exemptions (two PGA TOUR Members and two DP World Tour/Korn Ferry Tour/Q-School category) to the next eligible member on the Priority Ranking.
・Adjust the FedExCup points distribution table with a slight increase to second-place points for majors and THE PLAYERS and a slight decrease to points in positions 11 and beyond and a slight decrease to Signature Event points in positions 7 and beyond.
以下の項目は、２０２６年以降のシーズンについて、１１月１８日の政策委員会に付議されます。
・１つのコースでプレイされるオープントーナメントのスターティングフィールドの最大プレーヤー数を最大１５６人から１４４人に調整し、日照時間などの状況に応じて１２０人または１３２人に減らします。
・来年のツアーカード取得者をフェデックスカップトップ１２５からトップ１００に変更し、フィニッシャー１０１～１２５の条件付きカテゴリーを追加します（準ツアーカード）。
・コーン・フェリー・ツアーで得られるツアーカードの数を３０枚から２０枚に減らし、ＤＰワールドツアーのカードは１０枚を維持し、Qスクールの枚数は５枚に制限します。
・フェデックスカップレギュラーシーズン中のプレーヤー数が１４４人未満のフィールドでのオープンクオリファイングポジションを減らします（フェデックスカップフォールに変更はありません）。
※マンデートーナメント出場者の制限
・現在、制限付きスポンサー免除に使用されているフィールド内のスポット（ＰＧＡツアーメンバー２名、ＤＰワールドツアー/コーンフェリーツアー/Ｑスクールカテゴリー２名）を、プライオリティランキングの次の適格メンバーに再配分します。
・フェデックスカップポイント配分表を調整して、メジャーとザ・プレーヤーズ選手権の２位ポイントを微増し、１１位以降のポイントを微減。
シグネチャーイベントでは７位以降のフェデックスカップポイントが微減します。
１試合における出場人数、ツアーカード（シード権）枠の減少などに加えて、大きな大会（メジャー、プレーヤーズ選手権、シグネチャーイベント）のフェデックスカップポイント配分を変更するというものです。
上位の選手には”優遇”されるのですが、下位の選手に”冷遇”される内容。
この内容で異論が聞かれないため、来月の委員会で決まります。
何度も言いますが、ＰＧＡツアーを目指す日本人選手にとって”障壁”が高く、そして厚いものとなってきました。