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レギュラーシーズンも残り1試合、プレーオフ進出に向けての戦い

 1月から始まったPGAツアーのレギュラーシーズンも、いよいよウィンダム選手権を残すのみとなりました。
 ウィンダム選手権を終了するとPGAツアーはいよいよプレーオフシリーズに入ります。
 プレーオフに進出するにはフェデックスカップランキング上位70位までに入らなくてはなりません。
 昨年はジャスティン・トーマスとアダム・スコットがプレーオフ進出のボーダーライン上におり、ウィンダム選手権の結果次第で逆転でプレーオフ進出を狙いましたが、残念ながら2人とも進出できませんでした。
 今年はそんな心配をしなくてもいい順位に2人ともつけています。
(トーマス:19位、スコット:42位)
 さて今年は現状どうなのか、調べてみました。


〇フェデックスカップランキング(61位から80位)

61 ミンウ・リー       783
62 ジョーダン・スピース   782
63 マックス・グレイサーマン 741
64 マーク・ハバード     737
65 ニック・ダンラップ    701
66 ジョナサン・ベガス    680
67 エミリアノ・グリジョ   679
68 シーマス・パワー     675
69 ブレンドン・トッド    668
70 ヴィクター・ペレス    633

ーーーーー(ボーダーライン)ーーーーー

71 デービス・ライリー    630
72 アンドリュー・プットナム 625
73 カート・キタヤマ     603
74 ルーク・リスト      601
75 ルーカス・グラバー    596
76 リー・ホッジス      596
77 アダム・シェンク     583
78 キース・ミッチェル    547
79 ニコライ・ホイゴー    532
80 ベン・コールズ      531

 70位のペレスと71位のライリーとのポイント差はわずか3です。
 例年ボーダーライン上での逆転劇はそうそうないもので、多くて2人ないし3人の逆転劇がある程度と考えられています。
 特に70位のペレスと71位のライリーは、ウィンダム選手権で2日間しか戦えなかったことを何としても避けたいです。

〇フェデックスカップランキング下位のビックネーム

102 リッキー・ファウラー  374
111 マット・クーチャー   330
147 ウェブ・シンプソン   183
150 ザック・ジョンソン   181

 名の知れた選手で今季不振の選手を集めました。
 ウィンダム選手権は優勝すればフェデックスカップポイントが500ポイント、単独2位に入れば300ポイントが与えられます。
 ファウラーは単独2位に入ればプレーオフ進出が確実、クーチャーは単独2位でも条件次第では70位内に入れません。優勝が必要です。
 3Mオープンで復調の兆しが見えたクーチャーですが、まだまだ厳しい状況には変わりありません。
 シンプソンとジョンソンは優勝が絶対条件です。

〇久常涼について

 今年PGAツアーに初めて出場した久常涼。
 シーズン序盤は持ち前のコースに対する適応能力を発揮し完走する試合が多く見受けられました。
 しかしシーズンの終盤になると2日間でコースを去る試合が徐々に増え、現在3試合連続でフェデックスカップポイントを獲得できません。
 現在ランク107位で360ポイント、プレーオフ進出には単独2位以内が最低条件です。
 でもここ最近の久常を考えれば、まずは4試合ぶりのフェデックスカップポイント獲得を最優先に調子を取り戻す事を先決し、9月中旬から始まるフォールシリーズに標準を合わせるのが利口とも考えます。

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