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世界のゴルフ動向2025 その3


1.タイガーの母・クルティダさん、天国へ

 4日の朝、タイガー・ウッズが最愛の母であるクルティダさんの永眠を自身のSNSで公表しました。享年80歳でした。
 華僑系タイ人であったクルティダさんは、軍人であるアールさんと結婚し1975年に男児を出産、もちろんタイガー本人です。
 父の手ほどきでゴルフを始め、めきめきと実力をつけアマチュア界に頭角を現しました。
 そしてプロ転向してからは、皆さんご存知の通りです。
 大会の最終日にタイガーが赤のシャツを着るというのは、クルティダさんが山羊座のラッキーカラーが赤というのを発案した話からきています。
 順風満帆な20代を過ごしたかと思いきや、不倫スキャンダルを起こした際は息子の記者会見に同席し、厳しい目を向けたりもしました。
 それから息子が山あり谷ありの競技人生を迎えながらも、ずっとそばで見守ってくれた最愛の母でした。
 ご冥福をお祈りします。RIP.

2.ルーカス・グラバー、”エイムポイント”を批判

 パッティングをする際に、グリーンの傾斜を読むために自分のラインを足で感じ取る”エイムポイント”。
 これに異を唱えたのがルーカス・グラバーです。

「エイムポイントを採用したからといってパッティングのスキルが向上するわけでもない。それどころかショートパットでもエイムポイントでライン読みをする選手がいるから、カップ回りが足で踏まれラインにズレが生じてしまう」

 ショートパットでもエイムポイントを使うことに、カップ回りに足跡ができてしまうのもそうですが、これに時間をとられ昨今叫ばれているスロープレーの原因にもなりかねません。
 グラバーが発した意見、今後どうなってゆくか注目です。

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