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アマチュア3タイトル+新人王を独占したルーキーがPGAツアー初登場、ジャクソン・コイブン(オーバーン大1年)

 今週シグネチャーイベント第7戦、ザ・メモリアルトーナメントが開催されます。
 この試合には顕著な成績を収めたアマチュアに贈られる、ジャック・ニクラウスアワードを受賞した選手に出場資格が与えられますが、今年はオーバーン大1年のジャクソン・コイブンがニクラウスアワードを受賞して出場資格を手にしました。
 コイブンは勿論、PGAツアー初出場です。

 このコイブン、ただの”ルーキー”ではありません。
 アマチュアの主要タイトルはニクラウスアワードの他、ホーガンアワードとハスキンスアワードがありますが、コイブンはこの2タイトルも獲得。
 そしてルーキーオブザイヤーに相当する、ミケルソンアワードもコイブンが獲得し、主要アマチュア3タイトル独占プラスルーキーオブザイヤーを獲得した史上初の選手になりました。

 またコイブンはPGAツアーユニバーシティランク(2027年卒業)において、アマチュア3タイトルとルーキーオブザイヤー獲得、アマチュア世界ランク3位に入ったことによるポイントを獲得し、合計14ポイントとなりました。
 大学4年間で大会で好成績を残す、年間アマチュアタイトルを獲得する、アマチュア世界ランク上位に入るなどをしてポイントを稼ぎ、ユニバーシティランクを上げていきます。
 そして20ポイント以上を稼いだ選手には、この時点でPGAツアーカードを受け取ることができます。 
 すでに20ポイント以上を稼いだ選手は、ゴードン・サージェント(ヴァンダービルト大3年)がおりツアーカードを”獲得”してますが、今年も大学に残るということで来年ツアーカードの権利と行使する状況です。

 こうなるとコイブンは、大学2年の間に20ポイント以上を稼いでツアーカードを手にしてしまう可能性があります。
 またその時になると、進路について家族や先輩、友達と協議することになるでしょう。
 逸材がまた一人現れるPGAツアー、この点ではまだまだ揺らぐことはありません。

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