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世界のゴルフ動向 その56


1.ジョーダン・スピース、世界ランクトップ50から陥落

 今年手首の怪我で思うような成績を残せず、フェデックスカップフォールも手首の手術に充てているジョーダン・スピース。
 成績が残せないということは世界ランクのポイントも目減りしていき、今週発表された世界ランクで51位となり、2021年3月以来の世界ランクトップ50から陥落することになりました。
 今季の復帰はないので更に世界ランクが下降することは確実視されているので、復帰時の順位がどの位置か。そしてそこから上昇はあるどうか。
 スピースの正念場が訪れました。

2.ブラックデザート選手権、競技委員は大会期間中大忙し

 新規開催となったブラックデザート選手権。
 会場となったブラックデザート・リゾートコースは溶岩に囲まれたコースレイアウトということもあり、そこに行ったボールの処置で一苦労。
 自分のボールかどうかが判明できなかったり、ボールはあったとしてもニアレストポイントをどこにすればいいのか判断に困ったりなどで競技委員を呼ぶ回数が大会を通じ201回に。
 通常の試合における競技委員を呼ぶ回数の倍以上の結果となりました。

3.来年のライダーカップ、大会観戦料は10万円以上!?

 2年に1度の欧米男子ゴルフ対抗戦・ライダーカップが来年、ニューヨークのベスページステートパーク・ブラックコースで開催されます。
 ライダーカップの観戦チケットが販売されましたが、金曜から始まる本戦3日間のチケット料金がおよそ750ドル。
 1ドル150円換算として、日本円で11万2500円という高額なチケットとなりました。
 ライダーカップ奪還がテーマの米国ですが、こんな高額なチケットを買わなくてはならないかと思うと、二の足を踏むギャラリーが多く出てきます。

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