生涯優勝回数が80以上の選手には、シグネチャーイベントの出場権を与えるという”タイガールール”が先日の諮問委員会(評議委員会)で可決されましたが、他にもいろいろな決まり事があったようです。
そしてPGAツアープレーオフシリーズも中盤に差し掛かった頃、どうやらこの話が再来年から実行に移されそうです。
試合に出場できる最大人数を156から120、そしてシード枠が125から100に縮小することにより、以下の点が考えられます。
〇試合出場人数削減の影響
・DPワールドツアーやコンフェリーツアーから昇格した選手の出場枠まで試合出場の保障がない
・マンデートーナメント自体がなくなってしまう
・主催者推薦枠も縮小される
〇シード枠縮小の影響
・毎年終盤の”シード権(ツアーカード)争い”がもっと激化する
・競争が激しいため、人の入れ替わりが頻繁に行われる
競争が激化されることは競争原理としてはいいのですが、それによりシグネチャーイベントに常時出場できる選手とできない選手との格差も大きくなりそうです。
再来年から実施されるということで、来年までのシードを確定している久常涼は順応しやすいですが、来年のPGAツアーから出場を目指す星野陸也、中島啓太、桂川有人、大西魁人などは今年中に是が非でも確定し、再来年に備えておきたいところです。