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全米プロゴルフ選手権プレビュー③
今回も有力選手を紹介します。
7.ツアーの中でも高いスタッツや世界ランク4位であるがメジャータイトルはゼロ、早くタイトルを獲って周囲を黙らせたい、ザンダー・シャフリー(シャウフェレ)
PGAツアーの中でも平均ストローク、トータルドライブ、グリーンインレギュレーション(パーオン率)、平均パットなどのスタッツが全プレーヤーから見ても平均以上、また試合も2年以上常に安定した成績を残し、世界ランク4位の実力者でもあるザンダー・シャフリー。
しかしここ一番の勝負所では決めきれないところがあり、ツアー優勝は一昨年のジェネシス・スコティッシュオープン以降優勝がありません。
メジャーに関しても優勝争いは演じるものの、ここ一番の”勝負弱さ”が顔を出してしまうことが特に多いです。
PGAツアーの中でもナイスガイであるシャフリー、メジャーに優勝して再びパリ五輪に出場し連続金メダルを目指したいことでしょう。
8.マスターズ3位が自身初めてのメジャートップ3入り、戦い方を掴み次は頂へ登りたい、マックス・ホマ
出身のカリフォルニアでは好成績を残すマックス・ホマ。これまでPGAツアー6勝のうち4勝がカリフォルニアで挙げたもの。
しかしメジャーとなるとこれまで成績を残せなかったのですが、今年のマスターズは終盤まで優勝争いを演じ、これまでのメジャーで自己最高位となる3位タイで終了。
メジャーでの戦い方を掴んだホマ、こちらも初メジャーを目指します。
9.マスターズ最終日最終組で回るも2つのダブルボギーで敗退、初出場で2つのメジャーを掴んだ実力を再び、コリン・モリカワ
シャフリー同様オールランドプレーヤーで名を馳せるコリン・モリカワ。
パンデミックの影響で無観客となった20年の全米プロ、初出場で見事に地元のカリフォルニア(サンフォランシスコ)でメジャー初優勝。
そして翌年の全英オープンでも初出場で優勝し、一気にメジャー2冠を獲得しました。
その後はショートゲームの面で不安の顔を見せ、大逆転を食らった試合もありましたが、昨年のZOZOチャンピオンシップで復活のツアー6勝目。
今年のマスターズではシェフラーに1打差の2位で最終日を最終組で迎えましたが、2つのダブルボギーで終戦しました。
再びのメジャータイトルを獲得し、笑顔を見たいものです。