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2024PGAツアー ISCO選手権


1.日程及び会場

〇日程 2024年7月11日~14日
〇会場 キーントレースGC(ケンタッキー州)
〇全長 7328Y(Par72)

2.結果

優勝 ハリー・ホール     -22
  (PGAツアー初優勝)

T2 マシュー・ネスミス   -22

T2 ザック・ブレア     -22

T2 リコ・ホイ       -22

T2 ピアスソン・クーディ  -22
※ 1、2位はプレーオフによる

3.壮絶な最終日、5人による3Hに渡ったプレーオフを制し涙のPGAツアー初優勝、ハリー・ホール

〇大混戦の最終日

 優勝を渇望している選手達による最終日、大熱戦が繰り広げられました。
 優勝という文字を気にしていない、最終組から3時間位前に回ったマシュー・ネスミスが先にチャージ。
 あと1Hを残し2イーグル5バーディーでスコアを9つ伸ばしたものの、最終18H(Par4)でボギーを叩き、8アンダー64をマーク。
 トータル22アンダーで先にホールアウトしました。
 続くザック・ブレアは、1イーグル6バーディーのネスミスと同じ8アンダーでホールアウト。こちらも22アンダーで2人が並びました。
 この時点では後続組が22アンダーを超えるだろうと思われたため、優勝する可能性は低いと思われました。

 ところが優勝の経験がないホール、クーディー、ホイがなかなかスコアを伸ばせず、全員がホールアウトした時点でトータル22アンダーで5人が並び、プレーオフに突入しました。

〇延々続くプレーオフ、ホールがケリをつけた

 プレーオフは18Hから実施し、まずここでブレアとホイがボギーを叩き脱落。残る3人が再び18Hをプレーしたものの、3人ともパーで次の9H(Par3)にプレーオフの舞台が移ります。
 3人とも1オンせず、ホールがグリーン右サイドに外し、ネスミスとクーディーがグリーン奥に外し勝負はアプローチ勝負に。
 アプローチはピンから遠いホールが先に打ちましたが、なんとこれがチップインでバーディー、圧倒的なアドバンテージを取りました。
 残る2人がチップインならず、ホールの嬉しい初優勝で終わりました。

 今年コグニザントクラシックで3日目首位に立つも、最終日が悪天候でスタート時刻が大幅に遅れ緊張を保てずに優勝争いから後退しました。
 その時の経験と、今週出産予定の子供のために頑張った父親への大きな贈り物となりました。

4.カットラインがPGAツアー史上最高の8アンダー

 今大会は終日、スコアの伸ばし合い合戦となりました。
 その影響からでしょうか、カットラインが8アンダーまで跳ね上がるという結果に。
 PGAツアー史上、最も高いカットラインとなりました。

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