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2024PGAツアー シュライナーズチルドレンオープン


1.日程及び会場

〇日程 2024年10月17日~10月20日
〇会場 TPCサマリン(ネバダ州)
〇全長 7255Y(Par71)

2.結果

優勝 J・T・ポストン   -22
  (PGAツアー3勝目)

2  ダグ・ギム      -21

T3 マーティ・シュミット -19

T3 リコ・ホーエイ    -19

T5 デービス・トンプソン -18

T5 マイケル・キム    -18

T5 イ・キョンフン    -18

8  テイラー・ペンドリス -17

3.終盤のプレッシャーを跳ね除け2年ぶりのツアー3勝目、J・T・ポストン

 大会期間中に思わぬ強風が吹き荒れた今年の大会。
 終始安定したプレーを見せたJ・T・ポストンが最終ラウンドを5バーディー1ボギーの4アンダー67でまとめ、トータル22アンダーとし猛追するダグ・ギムを1打差で振り切り、一昨年のジョン・ディアクラシック以来のツアー3勝目を挙げました。

〇輝かしい戦歴

 ウェスタンカロライナ大学出身のポストン。
 2017年からPGAツアーで戦い始め、2019年のウィンダム選手権では最終日にビックスコアを出してツアー初優勝。
 しかも大会期間中ボギーがなく、リー・トレビノ以来の快挙でした。
 そしてツアー2勝目である一昨年のジョン・ディアクラシックでは初日から首位を明け渡さない”完全優勝”。
 輝かしい2勝目以降なかなか勝てなかったポストンでしたが、今回ギムの猛追をかわした3勝目は意味があったはずです。

〇フェデックスカップフォール、トップ50の選手が優勝

 すでにフェデックスカップでトップ50に入り、シグネチャーイベント全試合の出場権を手にしています。
 フォールシリーズではトップ50の選手が優勝してもポイントは獲得できませんが、優勝回数にはカウントされます。
 そして優勝特権である、マスターズと全米プロ2つのメジャー出場権を獲得したポストン。
 最新の世界ランクも40位に入ることとなり、再びエリートフィールドに戻ることができました。
 今後の活躍に期待です。

4.風と共に去った、トム・キムの3連覇

 大会2日目が強風のため、4時間試合が中断した今大会。
 第1、2ラウンドのスタートに大きく影響しました。

 前半2ラウンドの合計スコアが、スタートする時間によって平均3打も違う結果になってしまいました。
 この結果をモロに受けてしまったのが、昨年まで2連覇していたトム・キム(キム・ジュヒョン)。
 初日2アンダー69で回るも、2日目1オーバー71。トータル1アンダーでまさかのカット。3連覇は強風で去ってしまいました。
 スティーブ・ストリッカーが2009年から2011年にかけてジョン・ディアクラシック3連覇を達成したのを最後になかなか出てきません。
 来年はスコッティ・シェフラーが、ザ・プレーヤーズ選手権で3連覇がかかる試合となります。
 PGAツアー旗艦大会である本大会、世界No.1に注目が集まることは必至です。

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