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2025PGAツアー ザ・アメリカンエクスプレス
1.日程及び会場
〇日程 2025年1月16日~19日
〇会場 PGAウエスト スタジアムコース(カリフォルニア州)
〇全長 7187Y(Par72)
2.結果
優勝 セップ・ストラカ -25
(今季初優勝、PGAツアー3勝目)
2 ジャスティン・トーマス -23
T3 ジェイソン・デイ -22
T3 ジャスティン・ローワー -22
T5 パトリック・キャントレー -20
T5 チャーリー・ホフマン -20
3.終始安定したプレーぶりで2年ぶりの3勝目、セップ・ストラカ
終始安定した4日間でした。
2位に4打差の首位でスタートしたセップ・ストラカが、最終日も4バーディー2ボギーの2アンダー70で回り、トータル25アンダーにまとめて2年前のジョンディアクラシック以来のPGAツアー3勝目を挙げました。
〇勝負所で見せた技
下からの追い上げが少し気になってきたストラカ。これを払拭したのが13H(Par3)でした。
左奥のピンに対し右から軽く曲げるティーショットがうまくいき、ピン奥2mにつけバーディー。これが勝負の分かれ目になりました。
大会期間中ボギーなしで来ましたが、16H(Par5)で今大会初のボギー、最終18H(Par4)もボギーとしましたが、それまでの貯金が物を言いました。
4.ビックネーム達も順調な仕上がり
ビックネーム達も順調な仕上がりです。
昨年後輩のニック・ダンラップの優勝を見届けたトーマス、最終日は6バーディーノーボギーの6アンダー66をマークし単独2位に入りました。
終盤チャンスを決めきれなかったところがありましたが、それでも昨年に続き上位で大会を終了、光が十分差してきました。
また最終日最終組でストラカを追いかけたデイ、5バーディー2ボギーの3アンダー69で回り3位タイで大会を終了。
トーマス同様こちらも風が吹いてきました。
最近の若手達に席を譲る格好となってきたものの、これらのビックネーム達が再び若手を脅かす格好となれば、PGAツアーが盛り上がること間違いなしです。
5.実は、大会期間中ノーボギーの選手がいた
https://x.com/PGATOURComms/status/1881121404382539789
Taylor Moore finishes bogey-free 19-under 269 at The American Express, becoming the first player since Joaquin Niemann (2021 Rocket Mortgage Classic) to play 72 holes without a bogey (or worse) and not win.
— PGA TOUR Communications (@PGATOURComms) January 19, 2025
ストラカが久しぶりのボギーなしでの優勝なるかといった中で、実は大会期間中ボギーなしだった選手がいます。それはテイラー・ムーアです。
ムーアは大会期間中1イーグル17バーディーを奪い、そしてボギーを1つも出さずに72Hをホールアウトしました。
4年前ロケットモーゲージクラシックで、ホアキン・ニーマンが大会期間中ノーボギーだったにも関わらず優勝できなかった以来の記録です。