「フード・インク ポスト・コロナ」

映画『フード・インク ポスト・コロナ』公式HP
https://unpfilm.com/foodinc2/


大事な事なので。
前作「フード・インク」は記憶に残っている人も多いだろう。
アメリカの農業問題、巨大食品企業の実態を暴き大ヒットし
アカデミー賞の長編ドキュメンタリーにノミネートされた。
本作はその続編で、まさにコロナ禍であらわになった
超加工食品、巨大食品企業の流通システムによる労働問題や安定供給の稀薄性。
本当に目を覆う、目を見張る実態を再度明らかにしてくれている。
また、それだけではなく持続可能な農業に挑む農家や政治家の姿も描いてくれていることが
こころの安堵にもなった。

そして
続けて観たのが
「『クラブゼロ』へようこそ」 
映画『クラブゼロ』オフィシャルサイト
https://klockworx-v.com/clubzero/

とても変な映画だが、、、
これはまさに
食品禍に対して
急進的(危険的)思想がもたらす
ある意味サイコホラーとでもいえる。
ストーリーは
食することが自然崩壊、人間を破滅に導く、
究極は食べないこと、絶食をすることだと説く
栄養学の教師により
洗脳される高校生が破局の道へと進む。
フード・インクでの警鐘を
極端な視点で表演した作品。
変な言い方だが
二つを並べてみるとさらに見えてくることがあるのでは。

私見だが
僕は市民運動には常に行き過ぎた危険が伴っているという点が隠れていないかと
気を付けて見ている。
どこかの大統領ではないが
温暖化などないとか
自然破壊で熱帯雨林を壊滅させてもよい
なんてことは微塵にも思っていない。
だからと言って
自分たちの行動をより知らしめるために
ゴッホの絵にトマトスープをかけたりすることは言語道断。
また
ずーーっと思っていたことなんだが
電気自動車が地球温暖化を止め
太陽光発電、風力発電が救世主のようなプロパガンダには???と。
実際、最近になって欧米では
電気自動車第一からHybridへ戻ってきている。
そうした考えの中
この本も読んでみた。
「SDGsの大嘘 (宝島社新書)」
SDGsの大嘘 (宝島社新書) | 池田 清彦 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4299029666

内容がすべて正しいとは思わないが
一つの考え方として
有効な本であると思う。
ともかく
決してむやみな流れにながされてしまうのではなく
自分の目や耳でちゃんと考えて判断していきたいと思う次第であります。

「フード・インク ポスト・コロナ」
「『クラブゼロ』へようこそ」
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2024年12月6日 公開

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