番外編:「国立映画アーカイブ展示・日本映画と音楽」
日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち | 国立映画アーカイブ
銀座線京橋の駅からすぐのところにある
国立映画アーカイブでは
時々興味深い企画展がされていて
今までも何度か足を運んだことがある。
今回はタイトル通り戦後から60年代の日本映画の音楽に焦点をあてた展示。
当時は日本戦後映画の発展期で
それこそ、黒沢、小津をはじめ多くの名監督による名作が誕生した時期だ。
こうした黄金期ではあるが
僕個人的感覚では
その時期の音楽に関しては、どうしても、当時のハリウッド作品のクオリティーに比して
・・・・・な感じを抱き続けている。
そして改めて、その辺のことを自分でも見直してみようと
この展示に行った。
團伊久磨、黛敏郎、芥川也寸志の3人の会をはじめ男はつらいよの山本直純、クラシック界で名の高い武満徹等々
名士の名が並んでいた。
でも、なんでだろう、
会場で流れていた伊福部昭のあのゴジラのテーマ、力強いユニゾンのテーマばかりが頭に残り・・・
そしてそして当初からの思いは埋まることは無かった、、、、、。
もちろん
今回のような視点で
映像の歴史を探る催し展示は
色々な面で貴重であり
将来に重要な役割を果たしている、といえる。
そしてそして
平成、令和と日本映画音楽
見事に発展しているんだなと。