「ペルシャン・レッスン 戦場の教室」

https://movie.kinocinema.jp/works/persianlessons/


「『戦場のピアニスト』『シンドラーのリスト』に続く、ホロコーストを題材とする戦争映画の新たな衝撃作・・・」
とある。正にそうです。
ナチスの強制収容所に連れてこられたユダヤ人の青年が
自分はユダヤではなくペルシャ人だと偽ることにより死を免れ
続き、偶然ペルシャ語を学びたいドイツ親衛隊将校に
ペルシャ語教師として引き立てられる。
当然青年はペルシャ語は全く話せなく
独自にまったく架空のペルシャ語を作り出し将校へのレッスンを続ける、
レッスンが続く限り命は保証される、、、と
ストーリーをそのままつづるだけで、十分。
しかも事実をもとにした物語となるとさらに驚く。

監督のヴァディム・パールマンは
ウクライナ(ウクライナ・ソビエト社会主義共和国)で1963年に生まれて
幼少期に難民としてヨーロッパへ渡ったという履歴の持ち主で
なんとも「今」語るには濃い人物。
監督デビュー作の
「砂と霧の家」
https://eiga.com/movie/52379/
では
ジェニファー・コネリーとベン・キングズレーを主演に迎え
アカデミー賞の主要3部門にノミネートされたという
履歴も記しておきたい。

2022年11月11日 公開

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