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琉球王国歴史たび---ゆるゆる沖縄旅行記

みなさんこんにちは!苛性ソーダです。
このアカウント定番の刀旅ですが、ついに沖縄へ琉球刀を見に行ってきたのでそちらの様子をお届けいたします。

出発!

早朝、羽田空港で一緒に行くフォロワーと合流。

羽田空港

今回はスカイマークを利用します。
関東はもうだいぶ涼しいですが、沖縄はまだまだ海水浴シーズン!楽しむぞ!!

虹!

あいにくの天気で景色は全く見えず…
機内ではおすすめされたアニメ、逃げ若を視聴して過ごします。

2時間ほど経過すると飛行機は高度を下げ始め、島がいくつか見えてきました。
太平洋と日本海とはまた違った綺麗な水色ですね。

那覇空港

その後無事那覇空港に到着。
初めての沖縄にドキドキ!

個性豊かなキャリー笑

預け荷物はすぐ自分のがわかるように好きなキーホルダーをつけてました。笑

雨が降ってるのもあり沖縄に来た感はまだあんまりないな!笑

旅は腹ごしらえから!

A&W

空港にあるA&Wというハンバーガー屋さんでお昼にしました。
このメルティダブル、タルタルソースが入っていて濃い味のバーガーに合う!
フライもサクサクだしルートビアも最高だしとてもおいしかったです。

那覇市歴史博物館

お腹を満たしたところでタクシーに乗り込み、今回の旅の目的地の那覇市歴史博物館さんへ。

那覇市歴史博物館

刀を求めてついに沖縄まできてしまいました笑
入口では琉球刀が出迎えてくれます!
ここは県庁前駅の商業施設に入っていてアクセスは抜群。

博物館内に入り、さっそく閲覧。
内地の方とは全く違う琉球の歴史。
いつも一緒に行ってくれる歴史に詳しいフォロワーも全然知らないことばかりのようです。

治金丸

まずは治金丸。
琉球にありますが、山城国信の刀です。
一般的な平造りの日本刀の姿。
鋒にぽっかり空いて見える葉が特徴的!

黒漆脇差拵 

黒漆の鞘に金の装飾がとてもおしゃれ。
治金丸は宮古島の豪族、仲宗根豊見親が琉球国王の尚真王に献上したもの。
様々な伝説が残っている宝刀です!

琉球国旧記

こちらの国宝、琉球国旧記に治金丸のことが記されています。

さて、お次は千代金丸。

千代金丸

この独特の姿…特に茎部分は見たことがない。
刀身は長いのに平造り。
沖縄の刀鍛冶かな?と思いましたが地鉄や刃文は本土作だな〜と感じる、不思議です。

金で作られた鞘は豪華絢爛。
柄の形が片手打ち用なのを見ると、剣術も独自に発達していたのかななんて思います。

千代金丸は昔、中山王(現:那覇・首里)との戦いに負けた山北王(現:国頭・今帰仁村)がこの刀で自害したと言われています、豪華な装飾もこの逸話もまさに国王の愛刀!

最後は北谷菜切。
なーちりーと呼ばれる刀ですね。

北谷菜切

鋒が鋭っ!
焼きが入ってるところも刃先のみのように見えます、研ぎすぎた影響でしょうか。

そして北谷菜切といえばこのキラキラと輝く拵!
貝が使われて、まさに琉球刀。
この刀を振る素振りをしただけで赤ちゃんとヤギを切ってしまったという逸話があります。
ヤギっていうのもなんか沖縄っぽいな。

王族が着ていた着物や、王冠もありました。
中国の影響が強いです。

琉球王国は日本本土はもちろん、その立地から中国や東南アジアなども交易があった場所。
様々な文化の融合を感じる品々でした!

間話

博物館を一通り見たので少し休憩。

同ビルの一階にブルーシールがあったのでそちらへ。
黒糖味にしたのですがもうめちゃくちゃ美味しくて!!
食べやすかった!
フォロワーが食べてたシークワーサー味も一口貰ったのですがそれもおいしかったです。
珍しいフレーバーが並んでてわくわくしますね。

城攻め(不可抗力)

博物館で琉球の歴史をたくさん学んだ影響か首里城行きたいね!って流れになり、そのままモノレールに乗って向かうことにしました。

県庁前駅

10分おきに来るし、電子マネーも自動改札で使える!便利です。

15分ほどモノレールにゆられ、首里駅で下車しました。

城の入り口にこんなものが。
なんだろう、漢字は読めるのに読み方がわからないという謎現象に陥っている笑
これでウィーヌモーは反則すぎるって。(?)

城を進んでいくと那覇の街が見下ろせました。
屋根瓦が赤いし、コンクリートの四角いビルっぽい家が並ぶ。そしてその先に海が見える。
なんとも沖縄らしい眺めです。

先を進むと石垣が見えてきました。
綺麗な曲線を描いてます。
ここでなんか、道やばくない?人全然いなくない?入り口間違えてない??と思い始める…

しばらく歩くとようやくメインエリアにやってきました。やっぱり道間違ってた!!!笑

そう、ここは世界遺産でした。
本殿は火災で消失してしまい見れませんでしたが、首里城周辺を歩くだけで歴史をたくさん感じられてとても楽しかったです〜!

うちな〜料理

国際通りに戻ってきたら沖縄料理が食べれるお店へやってきました!!

うちなんちゅの血液として有名な(??)オリオンビールを早速頂きます!

海ぶどうが本当に美味しくて。
もともとプチプチ食感のものと海藻類が好きなので最強すぎた。
あぐ〜豚の餃子とてびちは油たっぷりで本当にビールに合います!

もずぐの天ぷらも最高。

ジーマミー豆腐は初めて食べましたが、ぷるぷるでなかなか切れない笑
ほんのり甘いんですが、お菓子系ではない感じ。
醤油をかけるとなんとも言えない美味さがありました!

らっきょうってあんま食べたことなかったんですが、この島らっきょうは本当においしかったです!
ビールが止まらないね……

那覇市役所

お店を出ると外は土砂降り。笑
ものすごい存在感を放つ那覇市役所を横目にタクシーでホテルへ。

チェックインしてホテルにある温泉で疲れを癒しました。
もちろん飲み直す。
朝すばなのに夜の締めに食べてるし。
ミミガーで若干胃もたれして(笑)1日目は終了!

2日目スタート

7時前なのに起きると外はまだ朝焼け。
日が登るのが遅いですね…
温泉で目を覚ましたら、朝ごはん会場へ向かいます。

スリランカ料理がたくさん並んでた、理由はわからない…
お米が柔らかくて結構好きかも、固めのおかゆにカレーかけてるみたいな(??)

波の上

波の上ビーチ

綺麗に晴れてくれたので、ホテルの近くにある波の上ビーチへやってきました!
台風の影響か、外洋の波はうねりが結構ありましたがここは湾になっていてすごく穏やかです。

水がとても綺麗…
海水温もちょうどよくて気持ち良い。

砂浜にはこんな貝殻がたくさん。
地元の海とはなにもかも全然違くて感動!(当たり前だけど)

2日とも悪天候の予報だったので、海に入れて本当によかった…
やっと沖縄旅行っぽいことできたかな!笑

そのまま海水浴場の隣にある波上宮へ。

波上宮

ここは昔の人々がニライカナイという海神の国に祈りを捧げた場所らしいです。

この波の上は、とても穏やかな時間が流れていました。
眩しい太陽の光と冷たい海風が心地よかったです。

ホテルに戻ってきてブルーシール!笑
ここのアイスはほんとに美味しいですね。

瀬長島へ

ホテルをチェックアウトしたら、空港で荷物を預けバスに乗り込みます。

ちょうど土曜のお昼前で空港とその周辺の道路は大混雑!笑

瀬長島

30分ほどで瀬長島に到着。
ここは那覇空港のすぐ下にある島。
道路が繋がっているのでサクッといけちゃいます。

そして何よりこの島は温泉が湧いてる!

意気揚揚と足を突っ込むと、激熱すぎて悲鳴をあげました笑
誰も入ってないのはそういうことか笑笑
湯もみしてなんとか浸かりました、気持ちいい〜

足湯で汗だくになったところオリオンビールを投入!最高すぎか!!
この後は少し周辺散策しようかなーとか考えながらゆっくりしていると、スコールで土砂降りに笑
タクシー捕まえて国際通りに戻りました。

瀬長島、とても良かったんだけど島のサイズに人の多さが合ってない気がしてあんまりゆっくりはできなかったな…

食べ歩き!

国際通りでお昼ご飯にします。
沖縄家庭料理が食べられる食堂に入りました。
おばあちゃん達がテキパキご飯作ってます!

沖縄ちゃんぽん

ちゃんぽんを注文しました。
沖縄のちゃんぽんは麺ではなくごはんで、上の具はオムレツっぽい感じ?
おいしかった!

国際通り

スコールはすっかり終わってピカピカに晴れてます。
30℃超えてて日差しが強くてあっつう!

揚げたてのサーターアンダギーが食べられるお店!

これがほんっっとうに最高!
今回の旅行で食べた中で一番おいしかった!!
サクサクふわふわ。無限に食えるやつだわこれ…

アーケードに入るとフルーツ屋さんを発見!

トロピカルフルーツがその場で食べれるみたい、シェイクもたくさんある!

ドラゴンフルーツにしました。
甘いんだけど、甘すぎない。
食感もとぅるんとしててみずみずしい!

島バナナシェイクも飲みました。
うますぎる…その地名産の果物は絶対食べたい派です笑

ラスト

帰りのフライトが迫ってきたので、寂しいですが空港へ戻ってきました。

入り口に熱帯魚がいた。

ゴーヤまん

荷物を預けて保安検査を通過すると、搭乗予定の飛行機が遅延してるとアナウンスが…
最近帰りの飛行機の遅延率が高すぎるっ笑

免税店で買い物したりゴーヤまんを食べたりして時間までゆっくり探します。

遅延もそこそこに無事テイクオフ。
今回は刀がお目当てなのもあり、那覇でサクッとでしたが今度は北部も行ってみたいな〜

ありがとう沖縄!またくるよ〜!!

東京に到着し、品川で夕飯を食べてそれぞれ帰路に着きました。

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

琉球の歴史は日本をベースに中国などのアジア諸国の文化が融合した独特のものでした。
また新たな知識も増えたし、来てよかったなって思います。

マリンアクティビティもいいけど、沖縄の歴史を知るのも楽しいですね。

それでは今回はこの辺で!







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